米政府、アンソロピックAIモデル「Mythos 5」「Fable 5」規制を解除
アンソロピックは先月、ミュトスクラスのモデルとして初めて一般公開向けに「フェイブル5」を投入。サイバー能力を全面的に発揮しないよう安全対策が講じられており、サイバーセキュリティーや生物学に関する一部の質問には回答できない仕様となっている。こうした場合、チャットボット「Claude(クロード)」が別モデルの「Opus 4.8」を使って応答するとアンソロピックは説明している。
今回解除された輸出規制は、AI企業の運営に対する米政府の介入としてはこれまでで最も踏み込んだ措置となり、輸出管理をAIモデルへのアクセス規制に利用できるのか法的な議論も引き起こした。
OpenAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は6月26日、最新モデル「5.6 Sol」について、政権から承認された一部パートナー向けにプレビュー版として先行提供した後、より広く公開すると明らかにした。
今回の規制緩和により、トランプ政権とアンソロピックの緊張関係も幾分和らぐことになった。アンソロピックは、契約条件の見直し交渉が混乱し、不調に終わったことを受け、ヘグセス国防長官が同社をサプライチェーン(供給網)リスクに指定したとして、国防総省を提訴している。
フェイブル5を巡る規制緩和については、ポリティコとWIREDが先に報じていた。
原題:US Lifts Export Restrictions on Anthropic’s Fable 5 AI Model (2)(抜粋)
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Shirin Ghaffary, Maggie Eastland