3大会連続でW杯の蚊帳の外のイタリア代表、暫定監督が赤裸々に語る「選手たちの傷はまだ大きすぎる。幹部にペテン師と呼ぶような人物が…」 | FIFAワールドカップ2026
【欧州・海外サッカー 最新ニュース】FIFAワールドカップ(W杯)2026出場を逃し、3大会連続でサッカーの祭典の蚊帳の外となったイタリアの欧州予選プレーオフ(PO)でボスニア・ヘルツェゴビナに敗れて出場を逃したイタリア代表のシルヴィオ・バルディーニ暫定監督が29日、記者会見で現状を語った。 【動画】W杯で見たい!注目選手名鑑 #13 バルベルデ【ウルグアイ代表】
12年ぶりとなるFIFAワールドカップ(W杯)出場を目指したものの、ボスニア・ヘルツェゴビナに敗れて3大会連続で欧州予選PO敗退に終わったイタリア。その後、代表チームを率いたジェンナーロ・ガットゥーゾは退任し、来月に行われるルクセンブルクやギリシャとの親善試合において、U-21イタリア代表監督のシルヴィオ・バルディーニが暫定監督として指揮を執る。 新生イタリア代表には、守護神のGKジャンルイジ・ドンナルンマが招集された一方、多くの若手が名を連ねてチームが一新された中、バルディーニが29日、記者会見の席でイタリアのカルチョの現状について語った。 「ドンナルンマは私に連絡し、(招集の)準備があることを伝えてきた唯一の選手だった。私には信じられなかった。メッセージは明確だ。イタリアのカルチョは変化を求めている。私は本当に選手たちが最高に良いパフォーマンスを見せてくれると確信している」 「U-21ではチームが団結していて成長の余地が見えた。加えてドンナルンマやピオ・エスポージトら偉大な選手がいる。他の選手たちが連絡をくれなかったことにがっかりしていない。ボスニア戦後の傷はまだ大き過ぎる。もし他の誰かが連絡をくれていたとしても、招集メンバーを変えなかったはずだ。参加せずに休養を取る方が良い時もある」 バルディーニは、イタリアのカルチョの利権を巡る争いがアッズーリの低迷の根底にあると考えている。 「イタリアのカルチョの現状に関する私の考えはシンプルだ。イタリアのカルチョは、カルチョのプレーの向上ではなく、自らの利益のことを考えている幹部らの手にある。若手ではなく、自らの利益になり得る年を重ねた選手の補強を目指している。中には私が“ぺてん師”と呼ぶような人物がいる。このゲームの収益が彼らの手の内にあることが多い。真面目な幹部が出てこない限り問題だ」 さらにU-21イタリア代表監督は、次期イタリア代表監督候補として、代表指揮の経験がないジョゼップ・グアルディオラらの名が囁かれることに苦言を呈した。 「私なら経歴書のある監督を呼びたい。グアルディオラや(セスク)ファブレガスといった名前を挙げるのは無駄だ。イタリアには爪痕を残せる優秀な指揮官が多くいる。私が邪魔にならず、役立てるような指揮官がやって来ることを願っている」