【川又米利の目】中日・阿部寿樹の「存在は大きい」代打の切り札として打率3割5分「とにかく初球を振れているのが良い」
【川又米利の目】◇27日 ヤクルト―中日(神宮)台風接近のため中止 中日の阿部寿樹内野手が存在感をみせている。ドラゴンズ入りした今季はここまで代打で20打数7安打、打率3割5分と結果を残し、切り札的な存在になっている。 ◆柳裕也と阿部寿樹、村松開人「明治3ショット」【写真】 中日スポーツ評論家で球団最多の代打本塁打16本を放った川又米利さんは「とにかく初球を振れているのが良い。代打で一番悪いパターンは初球を見逃しストライクで、2球目にファウルで追い込まれること。これは今も昔も一緒。開き直ってしっかり打ちにいけている」と分析する。 まさに21日の巨人戦(東京ドーム)では1点を追う8回2死満塁で登場し、大勢の初球152キロ直球をとらえ、逆転の右前打を放った。 川又さんは「スタメンで出場すれば4打席あるけど、代打は1打席だけ。良い場面でいくことが多いし、余計に気持ちが入る。初球を振ることが大事と言ったけど、それを逆手にとってストライクからボールになる変化球を投げてこられることもある。だから打てるゾーンをイメージしながら、それ以外は振らないという、基本だけど難しいことをやらなければいけない。阿部はそれができている」と話した。 そして「代打の切り札がいるということは負けていても終盤粘っていれば逆転のチャンスがあるということ。阿部の存在は大きいですね」と期待を込めた。
中日スポーツ