【独自】関西電力が裁判で必死に隠した「財宝写真」 小判から金貨、札束、スーツ券まで社長ら75人が手に入れた3.6億円

現代ビジネス編集部

見返りに仕事発注、事前情報

木箱に収められているのは、小判だ。金色に輝く金杯や、1セット4枚の金貨が12個並ぶコレクションボックスもある。

他にも、1束100枚と思われる100米ドルの札束が6つ、日本円の100万円の札束が4つ、「金五百蔓圓也」と筆書きされた商品券も──。

裁判資料に添付された写真
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これらの写真を裁判所に提出したのは、関西電力の幹部たちである。

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2019年9月、共同通信のスクープで明るみに出た「関西電力役員の金品受領問題」をご記憶だろうか。

福井県高浜町の元助役・森山栄治氏(故人)から、関西電力の歴代役員や幹部ら計75人が、総額で約3億6000万円相当の金品を受け取っていたことが金沢国税局の調査で判明した。

2019年10月、記者会見で謝罪する関西電力経営陣 ©現代ビジネス
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金品の見返りとして、関西電力は森山氏が関与する会社へ原発関連の仕事を発注したり、事前に工事の発注情報を流したりするなどの便宜を図っていた。

2020年、関西電力の株主は役員や幹部に対し、損害賠償を求めて大阪地裁に株主訴訟を提起した。この裁判の中で証拠として提出されたのが、冒頭の「財宝」の写真である。いずれも森山氏から役員らに贈られたものだ。

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