帰宅困難者の「足」にも、東京都が防災船を公開 首都直下地震に備え

松尾葉奈
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 首都直下地震などの災害に備えて東京都が新たに建造した「防災船」2隻が29日、東京都墨田区隅田川で報道陣に公開された。けが人や支援物資の緊急輸送のほか、帰宅困難者の交通手段にも使われる。

 公開されたのは「らいでん」と「しらぬい」。大型船のらいでん(73トン、定員約140人)は隅田川など川幅が広い河川での運航を想定する。小型船のしらぬい(20トン、定員約30人)とともに、物資を搬入できるクレーンや、けが人を搬送するためのソファベッドを備える。

 普段は2隻とも両国リバーセンター(墨田区)を拠点とし、防災学習や観光周遊に活用される。29日に試乗した小池百合子知事は「楽しむと同時に防災の心構えも学んでほしい」と話した。

 これまで都は、災害時に防災船にもなる水上バス3隻を所有していたが、いずれも老朽化のため今年1月から使用を中止。今回新たに防災機能を充実させて2隻を配備した。現在、さらに2隻を建造している。

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この記事を書いた人
松尾葉奈
ネットワーク報道本部|都庁担当
専門・関心分野
災害、地方の若者、ジェンダー、平和構築