無自覚超乳TS改変コンビニ
ちょっと息抜きに短編書こうとしたらおっぱいの描写のせいで無駄に長くなりました。
リクエストを募集しておりますので、興味がある方はよろしくお願いいたします!
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深夜の住宅街に、見慣れたチェーン店の明かりがぽつんと浮かんでいた。
つい先日まで空き店舗だった角地に、真新しいコンビニが開いている。
どこにでもある有名なコンビニチェーンの看板が、まだ新しい外壁の上で白々と光っていた。ガラス張りの店内からは明るすぎるほどのLEDの光がこぼれ、黒いアスファルトの上に、清潔で四角い明るさを作っている。
見慣れたロゴ。見慣れた色の看板。見慣れた自動ドア。
けれど建物だけは妙に新しく、ガラスも床も棚も、まだ誰の生活にも馴染んでいないような硬い清潔さをまとっていた。
その光を思い出したのは、腹が小さく鳴った時だった。
夜更けの部屋でスマホを眺めていた俺は、ふと時計を見た。
日付はとっくに変わっている。夕飯は食べたはずなのに、妙に口寂しい。
冷蔵庫を開けても、あるのは飲みかけの水と、いつ買ったのか覚えていない調味料くらいだった。
「……なんか食うもん、あったっけ」
戸棚も覗いてみたが、期待したような袋菓子はない。
そこでようやく、この前オープンしたばかりのコンビニのことを思い出した。
「ああ、そういえば近所に新しい店できてたな。品揃えでも見てくるか」
大げさな理由はいらなかった。
少し腹が空いた。
それだけで、深夜に外へ出る口実としては十分だった。
俺はよれたLサイズのTシャツにスウェットという、部屋着そのままの格好で玄関に向かった。
財布とスマホだけをポケットに突っ込み、サンダルをつっかける。
鍵を回して外へ出ると、夜の空気が思ったよりも涼しく、ただでさえあまりなかった眠気がさらに引いていくのを感じる。
住宅街は静まり返っていた。
人の気配はほとんどない。遠くで車の走る音がかすかに聞こえ、電柱の明かりが道の端にぼんやりと影を落としている。
その中で、角地のコンビニだけが異様に明るかった。
昨日まで空っぽだった場所に、まるで最初からそこにあったみたいな顔で、白い光の箱が置かれている。
俺はその光へ向かって歩いた。
特に買うものもまだ決めていない。
ポテトチップスか、カップ麺か……ついでに炭酸飲料でもあればいい。
店の前に立つと、センサーが俺を見つけた。
ウィィィン。
自動ドアが左右に開き、軽い入店音が静まり返った夜を裂いた。
その一歩で、俺の世界は何の音も立てずに作り替えられた。
店に入った瞬間だった。
視界が、ほんの数センチだけスッと下がったような気がした。いや、実際に下がったのだ。骨格が軋む音すらなく、俺の身体はなめらかに、そして劇的に作り変えられていく。
ゴツゴツしていた肩幅が華奢に縮み、手足の筋肉が溶けるように柔らかい脂肪へと置き換わっていく。Tシャツの下の肌は、男特有の粗さを完全に失い、透き通るような白さと、吸い付くようなモチモチとした女性特有の柔肌へと変貌を遂げていた。
そして、変化の波は下半身へと一気に押し寄せる。
腰回りの骨格がきゅっと内側へ向かってくびれ上がり、美しいカーブを描く。それと引き換えにするように、骨盤が左右に大きく広がり始めた。
それに合わせて、俺の下半身の肉付きが急激に増していく。
ムチっ、ムチムチッ、と音を立てるかのように、太ももから臀部にかけて大量の柔らかい脂肪が生成され、下半身がみるみるうちに太く、豊満になっていくのだ。
特にお尻の変化は劇的だった。
グッと後ろに向けて巨大な肉の塊が飛び出し、安物のスウェットが急に腰のラインにぴったりとフィットし始める。
いや、フィットするどころではない。急激な体積の増加に布地が悲鳴を上げ、左右に大きく張り出した豊満なお尻の間に、スウェットの生地がみっちりと食い込むようにして、限界までパツパツになる。
歩くために足を動かすたび、その巨大で柔らかなお尻の肉同士が、内側でブルンブルンと勢いよく攻めぎあうのを感じた。
続いて、胸の奥底から熱いマグマが湧き上がるような強烈な感覚が走った。
「んっ♡」
思わず口から、自分でも驚くほど甘くなまめかしい声が漏れる。
その抗いがたい熱の奔流に突き動かされるように、俺は無意識のうちに背筋を伸ばし、弓なりに体をそらした。
ぐぐぐっ……。
まっ平らだったはずの胸板から、柔らかな肉の丘が不自然なほどのスピードで隆起し始める。極上のマシュマロのような膨らみが内側から猛烈な勢いで押し上げていく。
どたぷんっ!!
圧倒的な質量の誕生を告げる重たい音とともに、あっという間に俺の胸元に立派な双子山が生えてきた。
ブルリンッ!! ブルルンッ!!
突如として飛び出したおっぱいは、まるで命を与えられたかのように左右別々に上下に激しく揺れ、巨大な二つの砲弾が勢いよく外の世界に飛び出すかのように、猛烈な勢いで前へ前へと突き出していく。
スイカのような出来立ておっぱいは、俺が呼吸を一つする間に、特大のビーチボールサイズへと、とどまることを知らずに急速膨張していく。
同時にミシミシ、ギリギリと布の繊維が限界を訴える。
だが、よれよれだったはずのTシャツは破れることなく、まるで超伸縮性の特殊素材であるかのようにパツパツに伸びあがり、果てしなく巨大化していくおっぱいを無理につつむように、ピッチリと表面に張り付いて変形していく。
布地のすぐ下にある、はち切れんばかりの球体の輪郭が、痛いほどにくっきりと浮かび上がる。
バクン! バグンッ! バクバクッ……バッグゥンンッ!!
心臓の鼓動と完全にリンクするように、左右のおっぱいが何度も、何度も大きく膨らむ。
バクン、と鳴るたびに直径が数センチ増し、バグンッ、と脈打つたびに恐ろしいほどの重みが加わっていく。限界など存在しないかのように、何度も膨らみ、そして勢いよく、暴力的なまでの体積を持って膨らみきった。
視界の下半分が、完全に自分の胸の肉によって遮断される。顎を引けば、そこにあるのはただひたすらに巨大な、自分の規格外の乳房だけだ。
巨大化した二つの極上の柔らかいボールは、ブルルンッ……ブルルンッ……と、その途方もない質量を持て余すように重々しく揺れる。
そのサイズ、なんとバランスボール並み。
左右それぞれが、特大のバランスボールのような異常なまでの体積と重量を誇っている。
常識で考えれば、数十キロにも及ぶこの肉塊の重みで、肩や腰が砕け、胸は重力に負けて無惨に垂れ下がるはずだ。
しかし、どういうわけか、俺の身体には負担らしい負担がなかった。
まるで見えない力によって下から優しく持ち上げられているかのように、あるいは宇宙空間にいるかのように。
巨大なバランスボールおっぱいは、その美しい半球の形を完璧に保ったまま、重力を無視して前方に誇らしくそびえ立ち、プルプルとわずかな振動を拾っては心地よく揺れている。
……ん?
俺はふと立ち止まった。
何か、引っかかった気がした。
眼の前には相変わらずの俺のおっぱいがあった。
視界の半分を埋めるほど大きく、丸く、白く、柔らかそうに張り出している。少し身じろぎするだけで、重そうな半球が遅れて揺れ、周囲に影を落とした。
……まあ、でかいのはいつものことだしな。
そう思った瞬間、胸の奥に浮かびかけた小さな違和感は、冷房の音に紛れるみたいに消えていった。
ふと、俺ははち切れんばかりに極限まで引き伸ばされたTシャツの上から、自分の胸のなだらかな表面へと片手を添えた。
むにゅぅぅぅ……っ。
驚くほど抵抗感のないまま、指先が第一関節、第二関節と、底なしの沼のように深く深く沈み込んでいく。
指先から伝わってくるのは、圧倒的なまでの人肌の熱量。そして、極上のマシュマロや、つきたての餅すらも凌駕する、吸い付くようなもちもちとした暴力的なまでの柔らかさだった。
この大きさも、この重さも、この視界の狭さも、俺にとっては不便ではあっても異常ではない。
俺は胸の位置を少し整え、何事もなかったようにコンビニの奥へ進んだ。
窓側の雑誌コーナーから飲み物が陳列された冷蔵ケースへ向かって、ムチムチの太ももを擦り合わせながら歩き出す。
ブリンッ! ブルルンッ!! ドップンッ!!
一歩足を踏み出すたびに、俺の意志とは完全に無関係に、胸元の巨大なおっぱいが強烈な慣性の法則に従って一拍遅れで激しく躍動する。
鎖骨の下からへそ辺りまでをすっぽりと覆い隠す二つの極大のバランスボールが、まるでそれ自体が独立した生き物であるかのように、上下左右に暴れ狂う。揺れるたびに空気を打ち据える重い音が鳴り、Tシャツの首元が限界まで引っ張られて布が千切れそうに悲鳴を上げる。
けれど、入口からまっすぐ奥へ伸びる通路は、外から見た時よりずっと狭かった。
左右のバランスボールみたいなおっぱいが、通路の幅をほとんど塞いでいる。肩をすぼめても意味がない。邪魔をしているのは肩幅ではなく、俺の細い胴体から信じられない体積で前と左右に張り出した、この大きすぎる柔らかい質量そのものだった。
コンビニに入るたび、いつも狭いとは思う。
けれど今日の通路は、特に窮屈に感じた。
……いや、やっぱり俺のおっぱいが大きすぎるだけか。
一歩進むたび、胸元の巨大なおっぱいが遅れて揺れる。
ブルンッ。
左のおっぱいが雑貨棚の角をかすめた。
「っと……」
慌てて身体を右へ逃がす。すると今度は、右のおっぱいが本棚の前へ大きく流れた。丸く張った柔らかい塊が、並んだ雑誌の背表紙にむぎゅうっと押し付けられる。
「危な……倒すとこだった」
ブルンッ。ブルンッ。
大きなおっぱいが通路の空気を押しのけるみたいに揺れ、棚の商品をかすめるたびに、袋や本が小さく音を立てた。
普通に歩いているだけなのに、まるで狭い場所で大きな荷物を運んでいるみたいだった。
俺は何度も胸の位置を整えながら、どうにかコンビニの奥へ進んでいく。
冷蔵ケースの前まで来ると、ガラス扉の向こうにコーラが並んでいるのが見えた。
「これでいいか」
俺は右手を伸ばそうとして、そこで動きが止まった。
届かない。
いや、距離だけなら近い。取っ手は目の前にある。ほんの腕一本分の先だ。
けれどその間に、俺のおっぱいがあった。
左右のバランスボールみたいなおっぱいが、冷蔵ケースの前でどんと張り出している。真正面から腕を伸ばそうとすると、肘がおっぱいに引っかかる。身体を反らして扉を開けようとしても、巨大な半球が先にガラスへぶつかってしまう。
「……あれ、こんな開けにくかったっけ」
いつもなら、もう少し自然に手が届くはずだった。
いつもなら、胸を少し横へ逃がせばそれで済むはずだった。
けれど今日は、妙に勝手が違う。
ほんの少しだけ違和感があった。
けれど、わざわざ気にするほどでもない。新しい店だから通路の幅やケースの位置が少し違うのだろう。
俺はそう思い直して、身体の角度を変えた。
すると、逃げ場を失って前へ押し出された右のおっぱいが、冷蔵ケースの冷たいガラス面にべたりと激突した。
むぎゅぅぅぅっ。
「……冷たっ」
薄いTシャツ越しに、ひやりとした感触が胸全体へ広がる。
ガラスに押し付けられた巨大な半球は、丸い形を保てず、むにゅうぅぅっと平たく潰れた。たっぷり詰まった柔らかさが逃げ場を探して横へ広がり、視界のすぐ下で大きな肉のパンケーキみたいにひしゃげていく。
「うわ……」
俺は思わず小さく息を漏らした。
痛いわけではない。ただ冷たいし、やりにくい。
ガラスに押し付けられたおっぱいが邪魔で、真正面を向いたままでは扉をうまく引けない。胸が先に冷蔵ケースへ当たってしまい、腕だけを前に伸ばそうとしても、肘がおっぱいに引っかかる。
胸の逃がし場所を考えなければならなかった。
俺は足を半歩ずらした。
腰を斜めに捻り、肩を細く入れ、巨大なおっぱいを片方ずつガラスから逃がす。そのぶん胸元に細い隙間ができた。
「よし……」
その隙間へ右腕を通し、取っ手を掴む。
ぐい、と引くと、冷蔵ケースの扉がようやく開いた。
冷気が流れ出す。
扉の隙間に身体を滑り込ませるようにして、俺はさらに胸を押さえ直した。
片方のおっぱいを腕で押さえて、もう片方をガラスに擦らないよう横へ逃がす。そんな妙な姿勢のまま、奥に並んでいたコーラへ手を伸ばした。
ペットボトルを掴み、引き抜く。
その瞬間、支えていたおっぱいがブルンッと大きく揺れた。
「っと」
弾んだおっぱいのせいでコーラを落としそうになりながらも、俺は慌てて態勢を立て直した。
どうにか扉を閉め、俺は手にしたコーラのペットボトルを、左右のバランスボールの間にできているむっちりと密着した胸の谷間へとズボッと押し込んで挟んだ。相変わらずこの巨大なおっぱいはこういう時便利だ。
ふと顔を上げると、さっきまで俺が張り付いていた冷蔵ケースのガラス面が目に入った。
そこには、俺のおっぱいがむぎゅぅっと押し付けられていた証拠として、見事なまでに巨大で真ん丸な形をした、熱気による白い曇り跡がくっきりと残っていたのだった。
「後は……」
なんとなくラーメンの気分だった。
「カップ麺でいいや」
そう決めて、俺は向きを変えようとした。
だが、それがまた難しい。
右へ身体を捻ると、右のおっぱいが棚に当たる。
左へ逃がすと、今度は左のおっぱいが冷蔵ケースのガラスに押し付けられる。
むぎゅぅぅぅぅ。
「またかよ……」
少し動くだけで、胸元の巨大な丸みがどこかにぶつかる。
通路の幅に対して、俺のおっぱいが大きすぎるのだ。真正面に進むだけでもぎりぎりなのに、その場で回ろうとすると、左右のバランスボールみたいなおっぱいが完全に邪魔になる。
「狭いな……ほんと」
何度か胸の位置を直しながら、俺はようやく身体の向きを変えた。
たかが反転するだけで、まるで大きな荷物を抱えて狭い廊下を曲がっているようだった。
向きを変えたら目の前がカップ麺のコーナーだ。
巨大なおっぱいをブルンブルンと揺らしながらそこに入るけれど、冷蔵ケース前の通路よりさらに狭かった。
棚と棚の間に身体を入れた瞬間、俺は思わず足を止める。
「……ここ、通れるよな?」
目の前にはまっすぐ伸びる通路がある。
けれど俺のおっぱいは、その通路の幅に対してあまりにも大きすぎた。
左右に張り出したバランスボールみたいなおっぱいが、棚と棚の間をほとんど埋めてしまっている。
俺自身の胴体は細いから、身体だけなら余裕で通れる。それなのに、胸元だけが完全に別の生き物みたいに場所を取っていた。
「まあ……行けるか」
そのまま半身になって、一歩進んだ。
ブルンッ。
すぐに右のおっぱいがカップ麺の棚に当たった。
カコン。
棚に並んでいた容器が軽く鳴る。
反射的に身体を左へ逃がすと、今度は左のおっぱいが反対側の棚に押し付けられた。
むぎゅう。
丸い半球が棚の角で潰れ、カップ麺の列を奥へ押し込む。
「うわ、危な……」
俺は慌てて立ち止まった。
通路の真ん中を歩いているつもりなのに、胸だけが左右の棚に届いてしまう。
少し重心がずれれば、どちらかのおっぱいが商品を押す。揺れが大きくなれば、そのまま棚の中身をまとめてなぎ倒しかねない。
普通に歩くのは無理だ。
俺はおっぱいを両腕で抱えるように寄せた。
「よいしょ……」
左右の巨大な丸みを中央へ集める。
むにゅう、と柔らかさ同士が押し合い、胸元で大きな谷間が深く沈んだ。余りにも大きいので腕だけではとても抱えきれない。抱えたそばから、横へ、下へ、指の間へ、むっちりと質量がこぼれようとする。
それでも、少しは幅が狭くなった。
俺はその状態で、じりじりと通路を進む。
一歩。
半歩。
また一歩。
ブルンッ、むにゅっ。
歩くたびに、おっぱいが腕の中で揺れて逃げる。そのたびに棚の商品がかすかに鳴った。
「なんでコンビニの通路って、こんな狭いんだよ……」
そうぼやいたが、たぶん悪いのは通路ではない。
俺のおっぱいが大きいのだ。
それも、ただ大きいだけではない。前にも左右にも張り出していて、少し動くだけで周囲のものに触れてしまうくらい、どうしようもなく大きい。
目当てのカップ麺は中段にあった。
一番取りやすそうな高さ。
普通なら手を伸ばせばすぐ取れる位置。
けれど俺にとっては、そこが一番取りにくかった。
棚と俺の間には、巨大なおっぱいがある。
真正面から手を伸ばそうとしても、腕の行き場がない。胸を越えて手を出そうとしても柔らかさに沈んで届かない。下から回そうとすればおっぱいの重みで腕が押し戻される。
俺は味噌ラーメンのカップを狙った。
まず左のおっぱいを腕で支える。右のおっぱいを少し横へ逃がす。
身体を斜めにして、胸と棚の間に細い隙間を作る。
そこへ右手を差し込んだ。
指先がフタに触れる。
「届いた……」
そう思ったのも束の間、引き抜こうとした瞬間におっぱいが戻ってきた。
むにゅうぅぅぅぅっ。
柔らかい圧が腕を横から挟む。
「ぐっ……」
柔らかな弾力に包まれるがとにかく腕が動かしにくい。
おっぱいと棚に挟まれた右腕は、ほとんど自由が利かなかった。カップ麺を掴んではいるのに、引くためのスペースがない。
身体を反らすとおっぱいが大きくたわむ。
持ち上げられた半球が丸みを崩しながら上へ逃げ、その下にわずかな空間ができた。
今だ。
俺はカップ麺を掴んだまま手首を捻り、棚の奥から一気に引き抜いた。
ポコン、と軽い音がして、目当てのカップ麺が取れる。
「よし……」
そう思った瞬間、胸元で大きく膨らんだおっぱいが、上段の棚に当たった。
むぎゅっ。
柔らかい半球が棚板の下へ押し込まれ、その反動で上に並んでいたカップ麺がぐらりと揺れる。
「あ」
間の抜けた声が出た時には、もう遅かった。
ドサッ。ドサドサッ。
上段からいくつものカップ麺が落ちてくる。
軽い容器が俺の視界の上から降ってきて、胸元の巨大なおっぱいへ次々と着地した。
ぽんっ、ぽふっ、ぽよんっ。
カップ麺は床に落ちなかったが、俺のおっぱいの上で跳ねる。
バランスボールみたいに張った北半球部分が、落ちてきたカップ麺をトランポリンみたいに受け止める。
容器は柔らかな弾力で一度浮き、ころころと胸の丸みに沿って谷間に向かって転がった。
胸で商品を受け止めるのは変な感じがしたが、落ちるよりはましだった。
俺はため息をつきながら、胸の上に乗ったカップ麺をひとつずつ拾った。
拾うたびにおっぱいの表面がむにゅっと沈み、容器が少し傾く。丸いから意外と安定しない。
「じっとしてろって……」
商品に言っているのか、自分のおっぱいに言っているのかもう分からない。
おっぱいが棚に当たらないよう少し身を反らしながら、落ちたカップ麺をひとつずつ棚へ戻して、どうにか元の位置に並べ直した。
「ふぅ……」
たかがカップ麺ひとつ取るだけで、妙に疲れる。
俺は選んだカップ麺をコーラと同じく谷間に挟み直した。おっぱいの柔らかさに包まれ、思ったよりもしっかり固定される。
俺はそのまま通路を抜けようとした。
だが、やはり狭い。
カップ麺の棚と反対側の棚の間に、俺のおっぱいがぎりぎり通るかどうかという幅しかない。
真正面を向くと左右の半球がつっかえる。少し斜めになれば片方が棚に押し付けられ、反対側が通路の中央へ大きく張り出す。
むぎゅっ。
おっぱいが棚に押し付けられる。
まるでイライラ棒だった。
通路に触れずに進まなければならないのに、俺のおっぱいだけが大きすぎて、どこへ逃がしても何かに当たりそうになる。
「……ほんと通路狭いな」
コンビニはもっとおっぱいが通れるように通路を広くするべきだと思う。
ようやく棚の列を抜けると、レジ前の少し開けた空間が見えた。
「もうこれでいいか……」
菓子も見たかった。スイーツも少し気になっていた。レジ横のホットスナックも、あれば何か買ってもよかった。
だけど最近のコンビニは、何を買っても高い。
菓子をひとつ足し、スイーツをひとつ足し、ついでにホットスナックまで頼めば、あっという間に千円を超える。
「深夜にそこまで食うもんでもないしな……」
レジ横をちらりと見る。
ケースの中には、時間が経ってしなびたようなチキンがひとつ残っているだけだった。時間も時間なので、今から揚げたてを期待することもできない。
「やめとこ」
俺はそう決めて、レジへ向かった。
ズシンッ、ブリンッ!
足を踏み出すたびに、俺自身の胸元に突き出たバランスボールおっぱいが猛烈な自己主張を繰り返し、途方もない質量が激しく躍動する。
カウンターの前に出ると、奥に立つ店員とばっちり目が合った。
「いらっしゃいませー」
深夜の静かな店内に、思った以上に明るく元気な声が響き渡る。
レジカウンターに立っていたのは、俺と同じくらいか、もう少し若く見える愛想の良い女性店員だった。
そして彼女の胸元にも、俺と同じか、あるいはそれ以上に巨大なバランスボールサイズの超弩級おっぱいが鎮座していた。
指定のコンビニ制服は本来の形を完全に失っている。
胸元だけが大きく丸く押し広げられ、布地は巨大なおっぱいの形に合わせて形を変えるようにぴんと張っていた。
布越しにでもはっきりとわかる、むっちりとした左右の巨大な半球。それは制服に包まれながらも、空間を支配するような圧倒的な存在感を放ち、レジカウンターの上へどすんっ!と重々しく乗っかっている。
あまりの巨大さと重量感ゆえに、本来なら商品を置くはずのカウンターは、完全に彼女の巨大おっぱい置き場と化していた。
レジのモニター。バーコードリーダー。お釣り用の小銭皿。それらはすべておっぱいに飲み込まれるかのようにして、そのスペースの全てを、彼女の胸から突き出た二つの双子山が占領している。
ズドォォォン、と凄まじい質量を伴って置かれた巨大なおっぱいは、もはや一つの地形のようにごく自然に、そして誇らしげにレジ台の上に聳え立っているようだ。
俺は自分のおっぱいに挟んだコーラとカップ麺を見下ろした。
どこに置けばいいんだろう?
俺は一瞬だけ、そんなことを思った。
レジカウンターの上は店員のピチピチに張り詰めた巨大なおっぱいで完全に埋め尽くされている。
けれど考えてみれば、コンビニ店員のおっぱいが大きいのは当たり前だ。カウンターに乗るくらいのサイズなんて珍しくもない。
じゃあ、商品を置く場所がない時はどこで会計をするのか?
それは当然、カウンターを覆いつくしている彼女自身の巨大なおっぱいの上だ。お会計の時に、極上のクッションであるおっぱいをカウンター代わりに使うのも、別に変なことでも何でもない。
それなのに、なぜかほんの一瞬だけ迷ってしまった。
まあ、いいか。
俺は自分のおっぱいの谷間から、ズボッとコーラのペットボトルを抜き取った。そして、それをそのまま真っ直ぐ伸ばし、カウンターにどっしりと鎮座する店員の大きく丸いおっぱいの上へと置いた。
通常のカウンターの高さに、さらにバランスボールサイズの巨大な乳の厚みが加わっているため、商品を置く位置が必然的にちょっと高くなって置きづらさはある。
むにゅんっ。
制服越しにパンパンに丸く張り詰めた巨大な半球が、ボトルの底の形に合わせてわずかに沈み込み、極上の弾力でしっかりとそれを受け止める。
続けて、空いた手でカップ麺を取り出し、もう片方のおっぱいの上へと乗せる。
軽い容器は、パンパンに張ったおっぱいの丸い表面の傾斜に沿って少しだけバランスを崩し、コロコロと二つの巨大な胸が作り出す、むっちりと密着した深い谷間のほうへ転がりかけた。
「はい、ありがとうございますー」
自分の胸の上に直接商品を置かれたというのに、店員の声はいつも通り明るい。俺も特に何かを言うことなくごく自然に頷いた。
商品を店員のおっぱいの上に置く。。おっぱいの大きな店員のレジではそういうものだ。
彼女は片手でバーコードリーダーを取り、自分のおっぱいの上に乗ったコーラを少し持ち上げ、ピッと手際よく読み取る。次に、丸い斜面で少し傾いているカップ麺を器用に押さえながら、またピッと小気味よい音を鳴らす。
そのたびに、彼女の巨大なおっぱいが完全に商品台みたいに使われ、リーダーが押し当てられる衝撃でぷるんっ、たぷんっ、と柔らかく小さく波打つ。
「お会計、439円になりますー」
にっこりと微笑む店員。
二つだけ買うにしては何年か前より結構高くなったな、と男としての金銭感覚が脳裏をよぎるが、まあワンコインに収まったからまだいいかとすぐに納得する。
店員は、青いプラスチックの小銭皿を、ごく当たり前のように自分のおっぱいの一番高い位置、まさに山の頂上付近へと乗せて、俺に向けてスッと差し出した。
小銭皿がおっぱいに沈み込み、絶妙なバランスで固定される。
俺はポケットから財布を出そうとして、一歩だけレジカウンターへと近づいた。
その瞬間だった。
ボイィィィンッ!!!
俺の無重力のように浮き上がっている巨大なおっぱいが、カウンターの上に乗った店員のおっぱいに真正面から激突してしまった。
お互いにバランスボール並みの大きさだから、俺が少し身を乗り出しただけで、空間の余裕など完全になくなってしまうのだ。
俺の華奢な胴体から前方へと暴力的な体積で張り出した巨大なおっぱいと、レジカウンターの上の空間を占領している店員のおっぱいが、レジ台の中央で真正面からぶつかり合い、むぎゅうぅぅぅっ、と激しく押し合った。
「っと」
「あ、すみませんー」
店員の声は、まるで通りすがりに肩が軽く触れただけのような、いつも通りの軽いトーンだった。
俺も別に慌てなかった。
レジで会計する時に大きなおっぱい同士がぶつかるなんて、よくあることだ。
財布を開こうとすると、俺のおっぱいがさらに押し込まれ、店員のおっぱいも負けじと柔らかく押し返してきた。
むぎゅうぅぅぅぅぅぅぅっ!!!
途方もない質量を持った二つの巨大な半球が、カウンターの上の限られた空間で激しくせめぎ合う。
俺のおっぱいに店員のおっぱいがねっとりと食い込んでくる。お互いの美しい丸い形が限界まで潰れ、逃げ場を失った乳肉が上下左右へとめどなく広がっていく。上へ盛り上がった肉が俺の顎下に迫り、下へ逃げた肉がカウンターに押し付けられる。
柔らかすぎるのに、信じられないほどの質量がありすぎるせいで、どちらのおっぱいも簡単には退こうとしない。
その激しい弾力のぶつかり合いの間で、コーラのペットボトルがおっぱいの上でコロコロと転がりそうになり、店員が慣れた手つきでそれをスッと押さえた。
「袋、いりますかー?」
お互いの巨大な胸肉がむぎゅむぎゅとせめぎ合い、摩擦熱で胸元がじんわりと温かくなっていく中、俺はちょっと考えた。
「あー、いいです」
どうせ、俺にはこの無駄にでかいおっぱいがあるのだ。深い谷間に挟んで持って帰ればいいだけの話だ。
「かしこまりましたー」
会話はどこまでも普通に進む。
しかしその間も、俺と店員のおっぱい同士は、カウンターの中央でグニグニと果てしない質量をぶつけ合いながら押し合っていた。
俺が手元を見下ろして小銭を探している間にも、そのせめぎ合いと、心地よい柔らかい抵抗が絶え間なく続いている。
財布の中を見るために少し右へ身体をずらせば、俺の右のおっぱいが店員の左のおっぱいに深く乗り上げるようにして食い込む。圧迫を左へ逃がそうと身体を捻れば、今度は俺の左の巨大なおっぱいがカウンターの硬い端にぶつかり、その強烈な弾力の反動で、また中央の店員のおっぱいへとドムッ!と押し戻される。
息をするたびに、動くたびに、膨大な量の柔肉が互いの形を変形させ合う。
「これで」
俺はどうにか小銭を取り出し、おっぱいとおっぱいの隙間に奇跡的に見えた小銭皿の上へチャリンと置いた。
店員は、目の前で繰り広げられている巨大おっぱいのせめぎ合いをものともせず、手だけを器用に伸ばして小銭を素早く数える。
「440円ですねー、1円のお返しです」
俺が呼吸をするたびにおっぱいがせめぎ合い、店員が動くたびに俺の胸がグニグニと押し込まれ、波打つ。そんな濃厚な肉の接触の中で、俺は差し出された1円玉を指先で受け取った。
「レシートどうされますか?」
「あー、いいっす」
会計が終わると、店員は自分のおっぱいの上に置かれていたコーラとカップ麺を、両手で俺のほうへと戻してくれた。
俺は商品を受け取ると、自分の胸の下、特大のバランスボールが二つ合わさってできた、深くて暗い谷間へと、コーラとカップ麺を強引に押し込んで挟み直した。
むにゅぅぅぅっ。
ひんやりとしたペットボトルが、極上の柔らかさと熱を持った深い谷間にズボッと沈み込み、数十キロの肉の圧力によってガッチリと固定される。
さらにその上の隙間に、カップ麺を押し込むような感じで乗せる。下から持ち上げるような豊かな肉の反発力で、商品は落ちる気配すらない。
「ありがとうございましたー! またお越しくださいませー!」
「どうも」
俺が一歩下がると、ようやく押し合っていたおっぱい同士が離れた。
ぽよんっ。
圧迫されて極限まで潰れていた丸みが一気に解放され、元のバランスボールの形へと戻ろうとする反動で、俺の巨大なおっぱいが暴風雨のように激しく上下左右に揺れ動いた。
同時に、店員のおっぱいもカウンターの上でぷるぷると弾んだ。
会計を無事に済ませた俺は、深く息を吐き出しながら、出口へ向かってゆっくりと身体の向きを変える。
その些細な旋回の動作だけで、俺の華奢な胴体にぶら下がった常軌を逸した質量が、凄まじい慣性の法則に従って大きく遅れてついてくる。
グワンッ! バインッ! ドップンッ!!
破れかかったよれよれのTシャツを内側から猛烈な勢いで引っ張りながら、巨大なバランスボールおっぱいが左右に大きく、そして重々しく揺れ動く。
胸の谷間の奥深く、むっちりとした極上の柔肉に完全に埋没するように挟み込まれたコーラのペットボトルとカップ麺は、この激しい揺れの中でもピクリとも動かず、専用の極厚クッションに守られているかのように安定していた。
ウィィィン。
センサーが反応し、オープンしたての真新しいピカピカの自動ドアが、静かな機械音とともに両開きに開いた。
俺は何も考えず、入ってきた時と同じように、ごく普通に正面を向いたまま外へ出ようと足を踏み出した。
むぎゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!
「……っと!?」
突如として、前進する力が完全にせき止められた。
俺の胸元から前方に暴力的なまでの体積で突き出た二つの極大バランスボールが、自動ドアの開いた枠の左右に完全につっかえたのだ。
自動ドアが全開になっているというのに、俺のおっぱいはその開口部よりも遥かに横幅が広く、物理的に通り抜けることが不可能な状態に陥っている。
おかしいな……入るときは自然に入れたのに。やっぱりコンビニの自動ドアは小さすぎる。
「仕方ない。よいしょっと……」
俺は一度立ち止まり、ムチムチの太ももを動かして、少しだけ身体の向きを斜めに捻った。
そして、開いたドアの隙間へ向けて、自らの巨大な肉塊を強引にねじ込んでいく。
ズズズ……ッ。
ガラス戸の硬い縁と金属の枠。
その間に俺のクソデカおっぱいが挟み込まれ、逃げ場を失って容赦なく押し潰されていく。
視界のすぐ下で、美しい丸みを帯びていた巨大な半球が、まるで巨大なプレス機にかけられたパンケーキのように、むにゅうぅぅぅっとダイナミックに平たくひしゃげていくのが見えた。
強烈な圧迫感が胸全体を締め付ける。
限界まで引き伸ばされたTシャツの薄い布地越しに、ガラスの冷たさと金属の硬さが、熱を持った柔肌に直接食い込んでくる。
たっぷり詰まったおっぱいは前後からの凄まじい圧力に耐えきれず、逃げ場を求めて上下へとむっちりとはみ出していく。
鎖骨まで押し上げられた肉が俺の顎を圧迫し、下へ逃げた肉が挟み込んだコーラをさらに深く谷間へと飲み込んでいく。
しかし、その苦しいほどの圧迫感もほんの一瞬のこと。
ググググ……ッ! メリメリッ!!
俺が強引に足を踏み出し、狭い隙間に挟まった巨大なお乳のパンケーキを力任せに押し込んだ、次の瞬間だった。
グンッ!……ボヨォォォンッ!!!!!
ガラス戸と枠の間をすり抜け、外の広い空間へと完全に解放された瞬間。
極限まで平たく圧縮されていた数十キロのおっぱいが、堰を切ったように一気に元の巨大な球体へと戻ろうと猛烈な勢いで膨張した。
だが、その変化は単なる元の形への復元では終わらなかった。
押し潰された反動のエネルギーが、俺の身体に備わった未知のスイッチを入れてしまったらしい。
特大のバランスボールサイズに戻る勢いそのままに、俺の巨大なおっぱいは、さらに限界を突破して、
ボォォォォォンッ!!!
と、すさまじい破裂音を立てて爆発的に膨らんでしまったのだ。
バランスボールのようなおっぱいはもう運動会の大玉のようなおっぱいに一気に成長してしまう。
ビリビリビリリリッ!!
すでに悲鳴を上げていたTシャツの布地が、突如として二回りも増殖した理不尽な体積に耐えきれるはずもなかった。ついに首元から裾にかけて、中心を縦に貫くように真っ二つに裂けてしまったのだ。
Tシャツはおっぱいの側面にピッチリと張り付くようにホールドしたままだが、正面から深い深い谷間が丸見えだ。
その膨張の反発力たるや、凄まじいの一言だった。
一瞬の間に二回りも巨大化した極上の肉塊は、凄まじい勢いで外側へ、前へ、そして下へと、ドゴォォォンッ!と一気にせり出した。
まるで俺の胸元で柔らかな爆弾が起爆したかのように、とめどない質量が内側から弾けた。そして、その爆発的な膨張の勢いを維持したまま、巨大な双丘はかつてないほど激しく胸全体を波打たせ、狂ったように暴れ狂い始めた。
鎖骨のすぐ下から、へそはおろか太ももの付け根のあたりまで。俺の前半身の視界と空間のほぼすべてを完全に覆い尽くすほどの超巨大な質量が、前へ、上へ、下へと、ブルンブルンッ!ドップンッ!バインッ!と、重力に逆らいながら狂ったように自己主張を繰り返す。
あまりの反動の強さに、俺は一瞬足元をふらつかせ、むっちりと大きく豊かなお尻をグッと後ろへ突き出し、バランスをとるために踏み止まらなければならなかった。
「ふぅ……」
ようやく自動ドアのトラップから外へ出られた俺は、乱れた息を整えながら、深夜のひんやりとした空気を深く吸い込んだ。
肺に空気が入るわずかな動作だけで、胸元にそびえ立つ二回りも巨大化したおっぱいが、ズゥン……ズゥン……と途方もない質量を感じさせながら、生き物のようにゆっくりと重々しく揺れる。
裂けたTシャツの隙間から露出した谷間に、夜の冷たい空気が直接触れてその温度差が心地よい。
「ドアに挟まって押し潰された反動で、一気に二回りくらいデカくなっちゃったな……」
俺はぽつりと呟いた。
おっぱいが大きくなるのはごく自然なことだし、こんなデカいおっぱいならさらに大きくなるのはよくあることだ。
「まあ、元から邪魔なくらいデカかったし、今さらちょっとやそっと大きくなったところで別にいいか」
俺は全く気にする素振りも見せず、あっけらかんとそう結論付けた。
むしろ、おっぱいの質量と密度がさらに増したことで、谷間に挟んでいたコーラとカップ麺が、より深い谷間の奥へとズボッと飲み込まれ、完璧なホールド力を発揮している。絶対に荷物が落ちる心配がなくなった分、結果オーライというやつだ。
やっぱり手ぶらで帰れるのはありがたい。
「ふぅ、やっぱり夜の空気は気持ちいいな。さっきよりおっぱいデカくて歩きにくいけど」
重力という概念に真っ向から喧嘩を売るように前方に隆起した、暴力的なまでの巨大なおっぱいを突き出し、俺は深夜の静かな住宅街を再び歩き始める。
一歩、また一歩。
歩みを進めるたびに、Tシャツのホールドを逃れて正面からこぼれんばかりに迫り出した、二回り成長した大玉おっぱいが、夜風に直接揺れて重々しく躍動する。
ブリンッ! ブリンッ! ブリンッ!
一歩ごとに肩にズシリと食い込む、数十キロはあろうかという圧倒的な重量感。それなのに、足を踏み出すたびにぽよんっ、と弾むように浮き上がる、重力をまるで感じさせない軽やかな揺れ。
重いはずのなのに軽い。垂れ下がるはずの質量なのに、誇らしく上を向いている。その明らかな物理法則のバグとも言える矛盾した感覚が、今の俺にとってはごく自然な身体の動きでしかない。
バルンッ! バルンッ! バルンッ!
静まり返った深夜の住宅街に、空気を打ち据えるような重低音が規則正しく響き渡る。
俺が歩を進めるたび、規格外に巨大化した二つの惑星が猛烈な勢いで躍動する。
鎖骨の下から太ももの付け根までを覆うほどの、超弩級の大玉サイズ。それが左右別々に、右へドップンッ、左へバインッ、と交互に暴れ狂う。
歩行によるわずかな上下動が、おっぱいという脂肪の塊に強烈な慣性を与え、華奢な胴体を振り回さんばかりの勢いでブルンブルンと波打つ。
しかし、俺のムチムチに肉付きが良い太ももと、大きく後ろにせり出した豊満なお尻が、その無茶苦茶な重心移動を完璧に制御し、しなやかでなまめかしい女の歩き方へと昇華させていた。
ブリンッ! バインッ! ブリンッ! バインッ!
俺は自分の巨大なおっぱいの存在感と心地よい重さを全身で味わいながら、家に向かってバインバインとおっぱいを揺らして歩き続けるのだった。