【映画】往年名作映画のリメイクだけどいまの日本に必要な感じの『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』を観に行きました
一家で毎年ドラえもん映画を観に行くのを楽しみにしているんですが、今回も例によって家族揃って見物に行きました。わたし、後から知ったんですがこれってドラえもん映画の過去作品のリメイクだったんですね。子どもたちのほうが、映画についてよっぽど詳しいので感心しました。
で、よく分からんけどいろんな道具を使った結果、海底には8,000年前から栄華を誇る海底人ってのがいたらしいです。まさか地底人との対話を重視しようという参政党の主張が正しいことが証明されてしまう日が来るとは… 馬鹿にして申し訳ございませんでした。
最初、何か知らんが財宝山盛り積んだ20兆円の難破船が光ったり移動したりしてるので、てっきりこいつが黒幕で、そこに乗り込んでどうにかするのかと思ったら全く違いました。騙された。それどころか、この難破船は思わせぶりに登場する割に中盤から特に触れられることすらなくなり、あれはいったい何だったんだという思いだけがわたしの120分間を支配します。無関係やないか。
そして、道中どういうわけか遭遇するリアルな深海巨大イカがのび太一行を海底文明に誘う物語進行役を果たします。っていうか巨大イカ重要すぎん? こいつこそ黒幕なのかと汗を握る展開を期待しましたが、残念ながら巨大イカはそうではありませんでした。騙された。
そのうち海底で器用に動き回る謎のバギーがクソ生意気なキャラながらだんだんとキャラクターに溶け込み、あたかも個性を持ったひとりの人間であるかのような扱いになっていきます。なぜスタンドアロンでそんな人工知能が稼働しているのかはよく知りません。しかも各種センサーも載っていて、個性という意味ではムカつく以外は非常に優秀なアシスタントとして観る者の感情移入を誘います。
ここで、のび太一行の感情受け皿係とも言えるしずかちゃんがバギーとの心の交流を果たすわけですが、日々の生活に疲れ泡沫(うたかた)の世の陰影に常に流されている山本家的には、このしずかちゃんの行動が「指定校推薦狙い」と判定され、映画鑑賞後の山本家ではしずかちゃん=高い内申点で指定校推薦を狙う腹黒女子の扱いをされるのであります。
その後、なんやかやあって、すでに地底人は滅んでいるはずのアトランチス連邦なるものの本拠地・鬼岩城に居座るでっかい生成AIのポセイドンさんのところに攻め込んでいくことになるわけです。が、そのようなクソ大事な作戦で失敗したら地球が滅ぶ重要な突入役部隊を担うのが、なんとさっきその辺から湧いて出た地上人たるドラえもん一行だったわけです。そうはならんやろ。お前ら全員役立たず過ぎないでしょうか。
しかも、相手の生成AI、海底地震と噴火でアトランチス連邦は滅んでいるのに、ポセイドンさんは新たに発生した海底地震を敵からの攻撃と勘違いして地球を破壊できる威力を持つ爆弾をぶっ放そうとします。いやいやいやいや、人工知能と言いつつ知能指数一桁かよ。それ、完全に「IF GOTO」文なわけです。「もし攻撃されたら、爆弾を打ち込め」という。N-80 BASIC並みのしょぼさには驚きました。でもまあ、これは話が通じない。
そんなポセイドンさんの暴走を止めるべく対峙したドラえもん一行、バギーが蛮勇を揮って人工知能のフロントエンドに突撃し大爆発し、相打ちとなって物語はなぜか解決の方向に向かうのであります。えー。いや、でもよく考えたら古代に栄えたアトランチス連邦の高性能な人工知能も、彼らが作った核兵器を超える超破壊兵器も、いまの日本に必要なものばかりじゃないですか。いまこそ皇国日本の民主主義と安全保障を守るためにポセイドンさんも巨大爆弾も必要とされているときに、なぜ君たちは持って帰ってこようとしないのか。
物語は感情移入されたバギーが自らを犠牲にして世界を救った結末に向けて、大団円となっていくわけですけれども、そもそも、このような超重要な作戦をやるときは私ならまずタイムマシンで元の事件が起きた時代に移動して介入したいと思います。そんな物騒な人工知能とか巨大爆弾とかが首元に突き付けられる前に、プチッと潰しておかなきゃダメでしょ、プチッと。タイムパトロールとかも何してるんだと言いたいわけです。もっと先に対処しろよ、こっちは税金払ってんだからよ。
そんなわけでいろんなツッコミもありつつ今回は本当にジャイアン氏は働かなかったな、あー楽しかったと思って一度は帰宅したんですが、どうも山本家三男氏と長女氏はこの『海底鬼岩城』にドはまりしまして、この春休みの間で家族やお友達、近所の皆さんなどなどをお連れし、一緒に7回ぐらいは観に行ったようです。沼りすぎだろ。
どうせなので、物語の世界に入り込んで地殻弾の設計図や技術エッセンスぐらいは持ち帰って日本のものにしたいですよね。日本にとって本当に手を組むべき相手はアトランチス連邦であるという思いを強くする一作でした。
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神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント

毎回映画の感想が面白すぎるわ! ドラえもんに出てくる人工知能系って大抵性格とか言動悪いイメージがあるわね。 今のAIと一緒で高性能だけど致命的にバカという伝統芸本当に未来を予知してた感あるのよね。