混乱の臨時理事会
同窓会がここまで強い反発を示した意味は小さくない。
同窓会にとって、母校の安定した存続と社会的信用は、単なる郷愁の問題ではない。卒業生同士の人的ネットワークや大学の評価は、仕事や地域社会での活動にも直結する。理事会の混乱によって母校の信用が損なわれることは、看過できない重大事だった。
しかも、この「決議書」には、本部と各支部の役員68人が名を連ねていた。理事会にとって、無視できるはずのない意思表示である。
ところが、6月10日の臨時理事会では――。
複数の関係者によれば、この「決議書」を重く受け止めるどころか、その存在を封じ込めるかのような議事運営が行われたという。
臨時理事会で、いったい何が起きたのか。
後編『宮崎緑学長が新理事長選出を拒否して退席…!千葉商科大学クーデター「異様な臨時理事会の一部始終」』で、その全貌を明らかにしよう。