クーデターに反発し、理事を辞任した宮崎緑学長(千葉商科大学のホームページより)
クーデターに反発し、理事を辞任した宮崎緑学長(千葉商科大学のホームページより)

学長も校長も消えた理事会

私立学校法は、学校法人の理事に、その法人が設置する学校の学長または校長を加えることを義務付けている。

千葉学園の場合、千葉商科大学の学長か、付属高校の校長の少なくとも一人が、理事として経営に参加しなければならない。ところが、付属高校の高井宏章校長は、一連のクーデター騒ぎに抗議して、すでに理事を辞任していた。

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そこへ宮崎緑学長も理事を辞任したことで、現在の理事会には、大学と付属高校の教学部門を代表する理事が一人もいなくなった。私立学校法が求める理事構成を欠く状態であり、理事会は「違法状態」に陥っている。

法的な問題だけではない。

学校法人において、大学と高校の教学トップが、ともに理事会への参加を拒絶するのは、まさに異常事態である。経営部門と教学部門の信頼関係が、完全に崩れていることを意味するからだ。

宮崎氏が理事辞任に至るまでには、いったい何があったのか。

本誌はこれまでも、理事辞任へとつながる一連の攻防を報じてきた。改めて経緯を振り返りながら、直近の動きを追っていこう。

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