学研図鑑に歌津の化石2種収録
学研図鑑に歌津の化石2種収録
南三陸町歌津地区で発掘された魚竜化石などを収録した図鑑「岩石・鉱物・化石」が、大手出版社のGakkenから発売された。付録DVDには、南三陸を化石で盛り上げる会「Hookes(ホッケス)」の髙橋直哉代表(45)が「化石ハンター」として登場する。髙橋代表は26日、この図鑑5冊を町に寄贈した。
「石」を通じて地球の秘密に迫る図鑑で、25日に全国発売された。一般的に石ころとされる小さな岩石から隕石、宝石まで類書最多の850種類以上を紹介している。
化石の章は、歌津管の浜で化石研究を続けている加藤太一さん(ミュージアムパーク茨城県自然博物館学芸員)が監修・執筆。歌津地区で発掘されたウタツサウルスとモノチスの化石を、国内外の三畳紀の化石の代表例として取り上げた。図鑑の目玉である付録DVDには髙橋代表が出演し、歌津館地内での魚竜化石の発掘の様子などを紹介している。
髙橋代表は26日、町役場を訪れ、千葉啓町長と小松祐治教育長に図鑑が発売されたことを報告。「ぜひ、地元の子どもたちにも読んでもらい、古里に誇りを持ってほしい」と寄贈した。
千葉町長は「化石を通じて歌津を県内外、国内外に発信するきっけになる」と期待。小松教育長は「DVDは、子どもたちがみんなで鑑賞するように各校に働き掛けたい」と話した。図鑑は、町教育委員会を通じて町内小学校全5校に配られる。