立憲民主党で国会議員に続き地方議員からも自衛隊排斥の発言が飛び出した。
18日の秋田県議会で、立民の石田寛県議が「迷彩服を着た方がどんどん町を歩くようになれば観光にも影響する」と語った。
迷彩服は自衛隊の服装の一つだ。その姿で町なかを歩くのは悪いとの発言だ。自衛隊を侮辱するもので容認できない。立民には自衛隊を排斥する感覚がはびこっているのか。
このとんでもない発言は、自衛隊が平時から空港や港湾を円滑に利用できるようにする「特定利用空港・港湾」の指定を巡る議論の中で出た。
すぐさま、自民党県議が「看過できない」と批判し、県議会の委員長も「不適切ではないか」と指摘した。
だが、石田氏は「かつては、自衛隊は深夜移動した。50年前の話だが、日中歩かなかった時代もあった。そういうのが日常的にわれわれの目の前を歩いているということは、不安を与えるものではないか」と重ねて述べた。
自衛隊は外敵から日本と国民を守り、災害派遣に全力で取り組んでいる。その姿を見れば、安心感を覚えるのが普通の国民の感覚だ。石田氏はおかしいのではないか。最終的に発言を撤回したが、それで済ませていい話なのだろうか。
立民では日教組出身の古賀千景参院議員が「自衛隊に行く子供は経済的に厳しい。豊かな子供は自衛隊とか(には)ならない」と述べ、問題になったばかりである。石田氏は社民党県連代表を経て令和3年に立民入りした、当選8回のベテラン議員だ。立民は自衛隊を侮辱しないよう党内教育を徹底してもらいたい。今のままでは共産党と変わらない。
特定利用空港・港湾の指定について、石田氏は「訓練する場所を増やすのが抑止力というところは考えが違う」と述べ、反対姿勢を示した。訓練で自衛隊の能力が高まれば、抑止力が向上する。それを妨げようとする発言は、日本を侵略しようとする国を喜ばせるだけだ。
自衛隊を貶(おとし)める発言を続ければ、立民は国民の支持をますます失おう。立民の支持団体である連合は古賀氏に厳重注意した。自衛隊を侮辱、排斥するような議員を連合は今後、選挙で推薦すべきではない。