「友達とゲーセンで遊んでいたら、あっという間に夜になってしまった」
「18歳の誕生日を迎えたら、もっと遅くまで遊べるのかな?」
高校生になると行動範囲が広がり、このような疑問を持つことも多いですよね。
結論から言うと、高校生がゲームセンター(ゲーセン)にいられるのは、原則として「22時(夜10時)まで」です。
18歳の誕生日を迎えたとしても、高校在学中であればルールが変わらないケースがほとんどなので注意が必要となります。
この記事では、17歳と18歳の扱いの違いや、地域ごとの条例ルール、保護者同伴の場合の決まりについて詳しく解説します。
お出かけ前に正しいルールを知って、安心してゲームセンターを楽しみましょう!
結論:高校生(18歳未満)がゲームセンターにいられるのは原則「22時まで」
友達とクレーンゲームや音楽ゲームで盛り上がっていると、時間はあっという間に過ぎてしまいますよね。
しかし、ゲームセンターには法律で定められた明確な時間制限が存在します。
まずは、全国共通の基本的なルールから確認していきましょう。
国が定める「風営法」による厳格なルール
高校生が22時以降にゲームセンターで遊べないのは、お店側が自主的に決めているからではありません。国が定めた「風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)」に基づく法律上のルールとなります。
そのため、全国どのゲームセンターに行っても、18歳未満であれば22時以降は遊ぶことができません。
もし違反して未成年をお店に滞在させ続けると、お店側が法律違反として重い罰則を受けてしまうため、店員さんも年齢確認などの厳しいチェックを行っているわけです。
なぜ時間制限があるの?理由と目的について
このように厳しいルールが設けられている一番の理由は、青少年の健全な育成と、犯罪などのトラブルから未成年を守るためです。
夜遅い時間のゲームセンターや繁華街は、どうしてもお酒を飲んだ大人や、様々な目的を持った人が集まりやすくなります。
未成年がそのような環境に長時間いると、思いがけないトラブルや犯罪に巻き込まれるリスクが高まってしまうでしょう。
つまり、この時間制限は皆さん自身の安全を守るための、非常に大切なルールだと言えます。
【重要】16歳未満(高校1年生の一部)は「18時まで」になるケースも
風営法では、16歳未満の人は原則として「18時(夕方6時)以降」の立ち入りが禁止されています。
同じ高校1年生の同級生同士で遊びに行っていても、すでに誕生日が来ていて16歳になっている人は22時まで遊べますが、まだ15歳の人は18時で帰らなければならないということです。
早生まれの人などは、特に自分自身の年齢と制限時間をしっかり把握しておきましょう。
年齢・状況別の制限時間まとめ(比較表)
言葉だけでは少し分かりにくい部分もあるため、年齢や状況別の制限時間をひと目でわかる比較表にまとめました。
自分の今の年齢や状況と照らし合わせて、何時まで遊べるのかを確認してみてくださいね。
| 年齢・属性 | 基本の制限時間 | 保護者同伴時の制限時間 |
|---|---|---|
| 16歳未満(中学生・高1の一部) | 18時(夕方6時)まで | 22時(夜10時)まで |
| 16歳以上〜18歳未満(高1〜高3) | 22時(夜10時)まで | 22時(夜10時)まで |
| 18歳以上(高校生・高専生など) | 22時(夜10時)まで ※自主規制 | 22時(夜10時)まで |
| 18歳以上(社会人・大学生など) | 制限なし(閉店時間まで) | 制限なし(閉店時間まで) |
「17歳」と「18歳」の違いは?誕生日を迎えたらどうなる?
高校生にとって一番ややこしいのが、「17歳」と「18歳」の違いです。
近年、成人年齢が18歳に引き下げられたこともあり、「18歳になったら大人の仲間入りだし、何時まででも遊べるのでは?」と期待する人も多いでしょう。
ここでは、年齢ごとの具体的な違いや、お店側の対応について深掘りして解説します。
成人年齢が18歳に引き下げられてもルールは変わらない
民法改正により、2022年4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
しかし、ゲームセンターの営業時間に関わる「風営法」や、地域ごとの「青少年保護育成条例」においては、引き続き「18歳未満」を保護の対象としています。
さらに言えば、「18歳に達していても、高校生であるうちは深夜の外出を控えるべき」という社会的な考え方は根強く残っているのが実情です。
そのため、誕生日を迎えて18歳になったからといって、無条件で深夜まで遊べるようになるわけではありません。
【要注意】「18歳」でも「高校生」なら22時まで!業界の自主規制
風営法上は18歳になれば22時以降の立ち入り制限からは外れますが、ここで注意すべきなのがゲームセンター業界の「自主規制」です。
大手のアミューズメント施設や業界団体では、「制服を着用している方」や「学生証などで高校生と確認された方」は、年齢が18歳に達していても一律で22時までの利用とするルールを設けています。
これは、店員さんが一人ひとりのお客さんの生年月日を正確に確認するのが難しいうえに、高校生が深夜に遊んでいること自体が地域社会からの批判を受けやすいためです。
したがって、「18歳になったから深夜までゲーセンで遊べる!」というのは、高校を卒業するまでお預けだと考えておきましょう。
店内アナウンスが流れたら速やかに退店準備を
夜の22時が近づくと、店内のアナウンスで「18歳未満のお客様、および高校生のお客様はご退店をお願いします」という放送が流れるのを聞いたことがある人も多いでしょう。
あの放送が流れたら、「まだゲームの途中だから」「もう少しでクリアできそうだから」と粘るのではなく、速やかにゲームを終了して退店する準備を始めてくださいね。
お店側に迷惑をかけないためにも、時間に余裕を持ってプレイを切り上げるのがスマートな遊び方と言えます。
保護者同伴なら22時以降もゲーセンにいられる?
「親と一緒なら、遅くまで遊べるんじゃないの?」と考える方もいるでしょう。
確かに、家族で外食をした後などに、みんなでゲームセンターへ立ち寄る機会もあるかもしれません。
ここでは、保護者同伴の場合のルールについて詳しく見ていきます。
親と一緒でも18歳未満の「22時以降」の利用は絶対にNG
結論から言うと、たとえ親が同伴していたとしても、18歳未満(および高校生)は22時以降ゲームセンターに滞在することはできません。
「親が横にいて責任を持つんだから大丈夫でしょう」と店員さんに抗議しても、お店側は法律を厳守する義務があるため、絶対に入店を許可することはできないのです。
家族での楽しいお出かけを台無しにしないためにも、夜遅い時間のゲーセン利用は諦め、別の方法で家族団らんを楽しむのが賢明でしょう。
16歳未満は保護者同伴でルールが緩和される(18時→22時)
実は2016年に風営法が一部改正され、ルールが少しだけ緩和されました。
それまでは16歳未満は一律で「18時まで」しかお店にいられませんでしたが、改正により「保護者が同伴している場合に限り、22時まで滞在可能」となったのです。
これにより、夕食後に家族で少しだけゲームセンターを楽しむ、といったことが可能になりました。
ただし、これはあくまで「22時まで」の延長が認められただけであり、22時以降はやはり禁止となります。
【注意】先輩や友人、恋人は「保護者」にはなれない
法律で言う「保護者」とは、親権者や未成年後見人など、その未成年者を「現に監護する責任のある人」を指します。
つまり、お父さんやお母さん、一緒に暮らしている祖父母などは保護者と認められますが、単に年齢が上なだけの友人、学校の先輩、あるいは成人している恋人は保護者にはなれません。
お店で年齢確認された際に「この人が保護者です」と嘘をついても、関係性を詳しく聞かれたり、身分証の提示を求められたりしてすぐにバレてしまいます。
トラブルの原因になるため、安易なごまかしは絶対にやめましょう。
地域(都道府県の条例)によってゲーセンのルールが変わることも
ゲームセンターのルールは、風営法という国の法律だけでなく、皆さんが住んでいる都道府県の「条例」によっても左右されます。
地域によって細かい決まりが異なる場合があるため、注意が必要です。
自分が住んでいる地域のルールがどうなっているか、一度確認しておくことをおすすめします。
「青少年保護育成条例」による深夜外出の制限
全国の多くの都道府県では、「青少年保護育成条例」という独自のルールを定めています。
例えば、「18歳未満の者は、午後11時から翌日の午前4時までの間、みだりに外出してはならない」といった内容が一般的です。
ゲームセンターの「22時まで」という風営法の制限と、この条例による外出制限が合わさることで、実質的に高校生が夜間に遊べる場所はほとんどない状態になります。
補導の対象にもなるため、深夜の徘徊は避けるべきと言えます。
自治体独自の厳しい制限が設けられている地域に要注意
自治体によっては、国の定める風営法の基準よりも、さらに厳しい独自のルールを設けている地域もあります。
たとえば、繁華街など特定のエリアのみ年齢制限の時間を早めたり、保護者同伴であっても16歳未満の立ち入りをより早い時間に制限したりするケースです。
都会のゲームセンターだからといって甘く見ず、むしろ人が集まる場所ほどルールは厳格に適用されると考えてください。
遊びに行くゲームセンターの公式ルールを必ず確認しよう
地域によるルールの違いに戸惑わないためにも、一番確実なのは、遊びに行く予定のゲームセンターの公式サイトや、入り口に貼られているポスターを確認することです。
ほぼ全てのお店が、入り口の目立つ場所に「18歳未満の方は22時まで」といった案内を掲示しています。
また、各都道府県警察のホームページなどでも青少年育成条例の内容を確認できるので、気になる人は一度調べておくと安心ですね。
高校生のゲームセンター利用に関する「よくある疑問(FAQ)」
ルールは頭で分かっていても、実際に遊びに行くといろいろな疑問が湧いてくるものです。
ここでは、高校生がゲームセンターを利用する際によくある疑問にお答えします。
不安な点を解消して、思い切り遊びましょう。
私服に着替えれば高校生だとバレない?年齢確認される?
制服を着ていれば一目で中高生だと分かるため、夕方以降になると高確率で店員さんから声をかけられます。
「じゃあ、私服に着替えればバレないよね?」と思うかもしれませんが、店員さんは毎日多くのお客さんを見ているプロです。
持っているカバンが学校の指定鞄だったり、顔立ちや友達同士の会話の雰囲気だったりから、年齢をかなり正確に推測します。
私服であっても、若く見える場合は容赦なく年齢確認の対象となるので、隠し通すのは難しいと考えましょう。
年齢確認で有効な身分証明書は何?
年齢確認を求められた際には、学生証、マイナンバーカード、運転免許証(原付など)、パスポートなどの公的な身分証明書が有効です。
もしこれらを持っていない場合、たとえ本当は18歳以上(または大学生など)であったとしても、「年齢が客観的に確認できないため」という理由で退店をお願いされることがあります。
夕方以降にゲームセンターで遊ぶ予定がある日は、必ず学生証などの身分証明書を財布に入れて持ち歩くようにしてくださいね。
ボウリングやカラオケエリアなら22時以降も遊べる?
大型のアミューズメント施設では、ゲームコーナーだけでなくボウリングやカラオケが併設されていることもありますよね。
厳密に言えば、ゲームコーナーは「風営法」が適用されますが、ボウリングやカラオケエリアは適用外となることがあります。
しかし、施設内でルールがバラバラだとスタッフもお客さんも混乱を招くため、多くのお店では「施設全体で一律して18歳未満(高校生含む)は22時まで」という統一ルールを敷いています。
「ゲーセンのエリアから出れば大丈夫」というわけではないので、店舗が定める総合的なルールに必ず従いましょう。
もし制限時間を破って警察に補導されたらどうなる?
万が一、22時以降にゲームセンター周辺をウロウロしていて警察官に補導された場合、まず名前や学校名、親の連絡先などを聞かれます。
そして、その場で親に電話がいき、警察署や交番まで迎えに来るよう要請されることがほとんどです。
さらに、事案によっては学校へ連絡がいくこともあり、後日厳しい生徒指導の対象になる可能性も十分に考えられます。
一時の楽しさのために、親に心配をかけたり今後の学校生活に悪影響が出たりするのはもったいないですよね。時間は必ず守るようにしましょう。
限られた時間でゲームセンターを思い切り楽しむためのコツ
ここまで少し厳しいルールのお話をしてきましたが、時間をしっかり守ればゲームセンターはとても楽しい場所です。
限られた時間を最大限に満喫するための、高校生におすすめの遊び方を紹介します。
ちょっとした工夫で、充実度は大きく変わりますよ。
事前に目的やプレイするゲームを決めておく
限られた時間で効率よく楽しむためには、事前にある程度目的を決めておくのがおすすめです。
「今日は最新の機種でプリクラを撮る!」「あのキャラクターのぬいぐるみをクレーンゲームで絶対に取る!」など、メインの目的を決めておけば、店内をダラダラ歩き回って時間をロスするのを防げます。
友達と事前に「今日は何をメインにする?」と相談しておくのも楽しい時間ですよね。
平日の学校帰りに直行して時間を有効活用する
休日の夜に遊べない分、平日の学校帰りにそのまま直行するのも良い作戦です。
例えば16時や17時頃から遊び始めれば、22時の制限時間までたっぷり5〜6時間も遊ぶことができます。
途中で夕食を挟んで少し遊んだとしても、余裕を持って帰宅できるので、親御さんも安心してくれるはずです。
放課後のリフレッシュとして、上手にゲームセンターを活用してみてください。
予算を決めてお小遣いの使いすぎを防ぐ
クレーンゲームや音楽ゲームなどで熱くなりすぎて、あっという間にお小遣いがなくなってしまった…という経験がある人もいるでしょう。
時間制限と同様に、お金の自己管理も大切です。
あらかじめ「今日は1,000円までしか使わない」と予算を決めておき、それ以上は両替しないというルールを自分の中で作っておくと、後悔せずに楽しく遊ぶことができます。
マナーとルールを守って、気持ちよくゲームセンターを利用してくださいね。
まとめ:ルールを守って安全にゲームセンターを楽しもう!
この記事では、高校生がゲームセンターにいられる時間について、法律や条例を交えて詳しく解説してきました。
最後に、絶対に覚えておきたい重要なポイントを簡単におさらいしておきましょう。
- 高校生(18歳未満)は風営法により、原則として「22時まで」しかゲームセンターにいられない。
- 高校1年生でまだ15歳(16歳未満)の場合は、原則「18時まで」(保護者同伴で22時まで)となるので要注意。
- 18歳の誕生日を迎えても、高校在学中は自主規制により22時以降遊べないお店がほとんど。
- 親が一緒であっても、18歳未満の22時以降の利用は絶対にできない。
「もう少し遊びたいな」「帰りたくないな」と思う気持ちは痛いほど分かりますが、これらのルールは皆さんが安全に楽しく過ごすために作られたものです。
遊ぶときは時間をしっかり確認し、年齢確認をされたら学生証を提示するなど、マナーを守ってゲームセンターを満喫してくださいね!