ドジャース・山本由伸 6回2失点で今季8勝目!両リーグ最多タイ12度目のQS
◇ナ・リーグ ドジャース15―3パドレス(2026年6月27日 サンディエゴ) ドジャースの山本由伸投手(27)が27日(日本時間28日)、パドレス戦で6回5安打2失点で今季8勝目を挙げた。89球中、直球は今季最少15球で変化球中心の投球で相手打線を翻弄(ほんろう)した。試合後には調理師ら自身をサポートするスタッフがサッカー経験者と明かし、W杯北中米大会を戦う日本代表にエールも送った。 【写真あり】山本由伸のシリーズMVPをダルビッシュやLA有名日本人シェフが祝福 試合後の球場通路で、山本は爽やかに汗を拭った。大量援護にも恵まれ、6回2失点で同僚の大谷と並ぶ8勝目。「点差が離れた後もあまり点差を気にすることなく、接戦の気持ちでやれるように心がけていた。しっかり集中していた」と振り返った。 コーナーに糸を引くような直球ではなく、落差のあるスプリット、縦割れの大きなカーブやツーシームでパドレス打線を幻惑した。89球のうち直球は16・9%の15球だけで、割合も数も今季最少。4回2死一塁ではマチャドを4球全て変化球で攻めて最後はカーブで空振り三振を奪い、逆に5回はシーツに初球直球を同点被弾した。 「本塁打の球は真ん中に入ってしまった。相手もたぶん入り(初球)の直球狙いだった」 6回に再びシーツに適時打を浴びても傷口は最小限にとどめた。パドレスとは今季2度目の対戦。同じ敵地だった前回5月18日は7回1失点の好投が報われず黒星を喫した。手の内を知り合う相手に目先を変え、両リーグ最多に並ぶ12度目のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)。同地区のライバルに改めてエースたるゆえんを見せつけた。 サッカーW杯北中米大会を戦う日本代表から活力をもらっているという。「僕の英語の先生、僕の調理師さんが元々サッカーをしていた方なので、いろいろと教えてもらいながら。“次はブラジル戦か”とか。できれば観戦したい。優勝、期待しています!」と笑顔で語った。(柳原 直之)