高川学園高校の元生徒が退学の撤回を求めた裁判 「和解」で処分を撤回
防府市の私立高校に通っていた生徒が、退学処分は違法で無効だとして学校の運営法人に対し処分の撤回などを求めていた裁判で、今月、学校側が退学処分を撤回し和解が成立していたことがわかりました。
訴えていたのは、防府市の高川学園高校の元男子生徒です。
元生徒の弁護士によるとおととし6月当時1年生だった元生徒が授業中の居眠りや教員に対する反抗的な態度を取っていたことなどを理由に、退学処分となりました。
元生徒はその後、「反抗的な態度を取っていたのは部活動の寮で暴力があったことが背景にあり事情を聞くことなく退学処分を決定したのは違法で、無効」だとして高川学園の運営法人に対し処分の撤回と慰謝料300万円を求めて提訴していました。
山口地裁は和解を提案し、学校側は「部活動での暴力」を認め、再発防止の徹底を約束。退学処分は不当に重すぎたとして撤回しました。元生徒に解決金150万円を支払うことで今月3日、和解が成立したということです。
元生徒の両親は、「息子が苦しい選択をし、世の中に一石を投じる行動をしてくれた。一生懸命に生きている子供を誇りに思います」と話しています。
一方、学校側は、「コメントは差し控えます」としています。