もっとうまく隠して
「最近三人の様子がおかしいぞ? なんでだ?」と思い悩む司くんと座長のことが大好きで隠し事が下手なわんだしょ団員たちの話。
時系列的にはメインスト〜ハロウィンの間くらいかなあってぼんやり思いながら書きましたが結構ガバガバです。
類→(→→→)司くらいの距離感のイメージ。
スペシャルライブ最高に可愛いワンダショでしたね;;泣きながらペンラ振り回してました;;;;
とりあえず誕生日に間に合ってよかった〜!司くん誕生日おめでとう!!
追記:最後の最後で文章がおかしくなっていたのをこっそりなおしておきました。読み返してよかった……ヨカッタ…………
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最初に違和感に気付いたのは新学期に入って二週間くらい経った頃だろうか。つい最近まで満開だった桜もほとんどが散ってしまい、代わりに緑が目立つようになってきた時期だった。
いつものように平日の練習を終えて、片付けをして。そして更衣室へと着替えに行ったのだが、いつもであれば少ししたら着替えに来るはずの類がその日は中々着替えに来なかった。
その時は類がまた何か変な演出を思い付いて練習の辞め時が無くなっているのでは、と思っていたのだが。
そうこうしているうちに着替え終わって帰る準備が整ってしまい、それでも類が更衣室に来る気配がなかったため、仕方なしにワンダーステージの方へと向かう。
「じゃあじゃあ、…………とか……?」
「それは…………、……」
「…………、かもしれないし、……。フフ」
ステージに近付けば、三人の声が聞こえてくる。遠目に見える三人はなにやら楽しそうに何かを話していて、着替えはまだのようだった。
「こらお前ら、流石にいい加減にしないと日が暮れ――」
「わ、わっ、わー!! つ、司くんだあーー!!!」
「うわっ!? おい、えむ……!?」
司が声をかけた瞬間大袈裟に跳ね上がったと思えば、えむはダダダダッと更衣室の方に駆け込んでいく。
「あーあー。なにやってんの、えむったら」
呆れたような声色の寧々と、類の苦笑が聞こえてきてそちらに目を向ける。二人とも荷物をまとめてこれから更衣室に行こうとしているらしかった。
司は戸惑いのまま二人に声をかける。
「えむのやつ、まるで化け物を見たかのような反応だったが……」
「あの驚き方はとても面白かったね」
フフ、と笑った類は言葉を続ける。
「ところで司くん。……先程の話を、聞いていたかい?」
「先程の? というと、今さっきまで三人で話していた話か。いいや、遠くから声は聞こえたが、詳しくは聞いていないな」
何を話していたんだ? と首を傾げると、不自然な間が訪れる。少し経って類がああいや、と口を開いた。
「……聞こえていなかったのなら別に良いんだ。すまない、変なことを聞いたね」
「? 何か重要な事を話していたから聞いてきたんじゃないのか?」
「別に。えむと話してたのはただの世間話だし。じゃあわたし着替えてくるから」
一方的に告げて言うことは言ったと言わんばかりにそそくさとその場を去っていく寧々に、司の脳内にハテナが増えていく。……何か、おかしくないか?
「……司くんは、もう帰るのかい?」
「ああ。そう思っていたところなんだが……」
「そう、気をつけて帰ってね。ではまた明日会おう」
「おい、類……!」
呼び止めようとした司の声が聞こえていないのか、類はひらひらと手を振ってその場を去ってしまう。
……一体、何だと言うのだ? 練習の間は普通だったのに、司が着替えて出てきてからの三人はどこかよそよそしいというか、素っ気ないというか……。
訝しげな表情を浮かべたまま、司はその場にぽつん、と取り残されたのだった。
流石ワンダショ!!ハッピーエンドすぎて可愛すぎて叫びましたよ〜!!ほんとにワンダショはこういうことしそう…!最高の作品ありがとうございました!!