「山口の天皇」との会食で“本命”に浮上?「ほとんど寝てない」高市首相を尻目に着々と進む「高市離れ」と「ポスト高市」の蠢動
■福岡の「新三国志」に異変の兆し 全国都道府県議会議長会の会長も務める蔵内氏は、当選10期のベテラン県議で、麻生氏と近いことで知られる。また林氏とは、蔵内氏の長男が林氏の秘書を務めたという関係もある。 その長男は16年の福岡6区補選に自民党福岡県連推薦で出馬したが、故・鳩山邦夫氏の次男である二郎氏に大差で敗退。鳩山氏を大いに応援したのが武田氏だった。 かつては麻生氏や古賀氏、山崎拓氏などが群雄割拠した福岡県だが、今は麻生氏と蔵内氏、そして武田氏の「新三国史」と言われている。武田氏が蔵内氏に近づくなら、その勢力図は大きく変容するかもしれない。
18日の食事会では、3人は2時間ほど会談した後、まずは武田氏が、しばらく後に林氏と柳居氏が店を出た。武田氏が入店した際に持ち込んだ2つの紙袋は、林氏と柳居氏の手にあった。 同じ頃、高市首相は公邸で延べ6日間にわたる外遊で疲れた体を休めていた。ただ、その頭の中は、翌週の衆参予算委員会での野党の追及をいかにかわすかで占められていたはずだ。ストレスフルな生活はいつまで続くのか。
安積 明子 :ジャーナリスト