【全文】辺野古転覆事故の家族が語る…あまりにも簡単に告げられた“娘の死” 亡くなった武石知華さんの母親と姉の“いまの思い”と“社会に願うこと”
特定の思想、信念、政党は、横に置き、今回の事故で改善すべき問題点をひとつひとつ解決してくことで、今後このような形で命を落とすことがない、有意義な研修旅⾏、修学旅⾏が遂⾏されるように、知華の死が無駄にならないようにすることで娘への供養としていきたいと考えております。 知華さんの姉 私はSNS世代でもあるので、発信したものに対するコメントやポストは、できる限りすべて⾒るようにしています。 もちろん、その中には温かい⾔葉も本当にたくさんありました。知華のことを知ろうとしてくださる⽅、家族を気遣ってくださる⽅、事故の問題点に向き合おうとしてくださる⽅の⾔葉には、何度も救われてきました。 ⼀⽅で、中には⾒るに耐えないような⾔葉があるのも事実です。 そして、そうした投稿の多くは、事故の本質から論点をずらして語られているもののように感じます。私たち家族が求めているのは、特定の思想や⽴場を責めることではありません。 なぜ⼗分な説明や安全管理がないまま、知華たちがあの船に乗ることになったのか。なぜ命を守れなかったのか。そこから⽬をそらさないでほしいと思っています。 温かい⾔葉は、⼼ない⾔葉の何百倍も届いています。 でも、たった⼀つの⼼ない⾔葉が棘のように残り続けることもあります。 それは私だけでなく、⺟をはじめ、家族や⾝内を深く傷つけています。 発信を⾒てくださる⽅には、画⾯の向こうに、今も悲しみの中にいる家族がいることをどうか忘れないでほしいです。 知華に起きたことを、誰かを攻撃する材料ではなく、同じことを⼆度と起こさないために向き合うべき問題として⾒ていただきたいです。 ■あまりにも簡単に告げられた「娘の死」 Q.研修旅⾏へ出発する前の知華さんについて 知華さんの母親 まず、Fコースを選択した理由については、美術館で怖い絵を⾒るよりはきれいなサンゴ礁を⾒たほうが楽しいからと⾔っていました。実はその後、コースを変えたらと話していますが、すでに抽選も終わり(今年Fコースは他のコースに⽐べて昼⾷が豪華だったこともあり⼈気があって抽選でした)お友達とのグループもあるので、今更、私だけ変えられないとも⾔っていました。
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