山本由伸 6回2失点抜群安定感で8勝目「勝っても負けても、やることは一緒」 前回課題の球種にも手応え
◇ナ・リーグ ドジャース15―3パドレス(2026年6月27日 サンディエゴ) ドジャースは27日(日本時間28日)、敵地でのパドレス戦に今季最多タイの15得点で大勝し、貯金を今季最多タイの23とした。先発の山本由伸投手(27)は6回5安打2失点と持ち味の安定感を存分に発揮し、今季8勝目。「1番・DH」で出場した大谷翔平投手(31)は2試合ぶり今季26度目のマルチ安打を記録し、勝利に貢献した。 山本は初回、2回と3者凡退で終える抜群の立ち上がり。3回は先頭のアンドゥハーにこの日初安打を許したが、次打者・ワグナーをカットボールで狙い通りの一ゴロ併殺に仕留めるなど、結果的にこの回を3人で終えた。 直球を軸に、カーブ、カットボール、シンカー、スプリットなど多彩な変化球を効果的に配球し、パドレス打線に的を絞らせなかった。1―0の5回、先頭のシーツに対して投じた初球の95.9マイル(約154.3キロ)直球を捉えられ、中越え同点ソロを浴びたが、動じることはない。落ち着いて後続を抑え、まずは最少失点で先発投手としての責任投球回を投げ抜いた。 味方は1―1の6回に打者12人攻撃で一挙9点を奪い、中盤で試合を決定づけた。山本は長時間の攻撃で投球間隔が開いたためか、直後の6回裏に1点を失ったが、今季12度目のクオリティスタート(QS=6投球回以上、自責点3以内)を記録。先発投手としての仕事を十分に果たした。 山本は「調子はいつも通りくらい良かった」と振り返り、前回登板で課題に挙げていたスプリットについては「すごく感覚が良いわけではないですけど、スプリットはちょっとしたことで、空振り取れるようになったり、ゴロになるようなボールになったり、本当にちょっとしたきっかけで、良くなるボールだと思うので。もう少し調整して、もっと空振り取れる球にしたいなとは思います」と話した。 前回登板の20日(同21日)オリオールズ戦では2回に先制点を失い、4回にも9番打者に2点二塁打を献上。6回6安打3失点と粘りの投球を展開したが、5敗目で自身の連勝は4で止まった。「勝っても負けても、やることは一緒です。毎週1週間を区切って、どれだけ良くても、また次の試合に向けて調整するだけなので、そういう感じで1週間、準備できたかなと思います」と胸を張った。