たった1路線だけ! JRで正式名称に「ひらがな」を含む唯一の路線とは
JRの路線名は、ほとんどが漢字のみの名前となっています。「湘南新宿ライン」や「JRゆめ咲線」、「福北ゆたか線」といった、ひらがな・カタカナが含まれる名前もありますが、これらはすべて路線または系統の愛称。正式な路線名でカタカナを含むものはなく、ひらがなを含むものも1路線しか存在していません。 【画像】JRで唯一、正式な名称に「ひらがな」が含まれている路線とは? JRで正式名称にひらがなを含む唯一の路線は、おおさか東線。新大阪駅と久宝寺駅を結ぶ、名前の通り大阪の東部を走る路線です。路線名は、「新線の名称として清新で親しみやすいこと」「および地理的に大阪府東部の路線であることを分かりやすく示す」ものだとされています。 おおさか東線は、貨物線「城東貨物線」を旅客化する形で、2008年に放出~久宝寺間、2019年に新大阪~放出間が開業しました。城東貨物線は、東海道本線と片町線(JR西日本の路線愛称は学研都市線)、関西本線(同大和路線)を結ぶ路線として、1920~30年代に整備された路線。貨物線時代は単線の路線でしたが、旅客化に向けて複線化され、新大阪駅方面からアプローチする新線も建設されました。 なお、私鉄の路線名では、相鉄いずみ野線や阪神なんば線など、ひらがなを含む路線名は多く存在しています。 大阪では、2031年の開業を目指し、大阪~JR難波・新今宮間を結ぶJR西日本・南海の新線「なにわ筋線」の建設が進められています。正式名称がそのままなにわ筋線となるか、現時点では発表されていません。ただ、現在の名前のまま開業すれば、JRでは2つ目のひらがなを含む路線名が誕生することになります。
西中悠基