トランプ氏の政敵が有罪認める ボルトン元大統領補佐官、機密情報を家族と共有

ボルトン元大統領補佐官(ロイター=共同) 

【ワシントン=杉本康士】第1次トランプ米政権時に機密情報を不適切に扱ったとして起訴されたボルトン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は26日、東部メリーランド州の連邦地裁に出廷し、罪を認めた。ボルトン氏は検察側との司法取引に応じ、罰金225万ドル(約3億6000万円)を支払う。複数の米メディアが伝えた。

ボルトン氏は昨年10月に18件の罪状で起訴され、このうち1件で有罪を認めた。禁錮刑を免れる可能性があるという。判決は10月28日に言い渡される。

ボルトン氏は在職中に回顧録執筆のため米情報機関や米政府高官、外国政府とのやり取りを記載したメモ1000ページ以上を家族と共有したとされる。

ボルトン氏は2019年に大統領補佐官を辞任した後、回顧録などでトランプ大統領を厳しく批判。ボルトン氏の起訴は、トランプ氏による「司法の武器化」と米メディアなどで批判された。

ただAP通信は、ボルトン氏に対する捜査について、トランプ氏が政権に復帰した昨年1月よりも前から進められていたと報じた。ロイター通信によると、検察側は今月26日、ボルトン氏の回顧録に機密情報は盛り込まれていなかったと説明した。

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