佐野海舟が性加害フェミニストが断定し物議
そしてフェミニストを名乗るインフルエンサー・マリンは6月19日、フォロワー数7万人を超える自身のTikTokに投稿した動画で佐野を「レイプ犯」と断定したが、これについてはX上で、「佐野選手は不起訴」「名誉毀損」「不起訴の相手を犯罪者扱いするの 完全に一線越えててアウト」といった書き込みが寄せられ物議を醸している。
佐野海舟の事件まとめ 逮捕から不起訴まで
佐野は2024年7月14日に不同意性交の疑いで逮捕され、捜査段階では容疑を認める供述もしたとされるが、同年8月8日に不起訴となった。それなのに断定するのは行き過ぎだ。
不起訴になった人間を公然と犯罪者と断定すれば、それ自体が名誉毀損になりかねない。ただそれでも、佐野の代表選出に向けられた疑問のすべてが筋違いだったわけでもない。
日本サッカー協会のリスペクト精神との矛盾
フェミニストインフルエンサーのマリンは、佐野の日本f代表選出そのものにも疑問を持っていた。また日本サッカー協会自体は2008年に始めた「リスペクトプロジェクト」について公式サイトでこう理念をつづっている。
「JFAは、リスペクトを『大切に思うこと』として、 サッカーに関わるすべての人、ものを大切に思う精神を 広く浸透させていきます。その一環として、サッカーやスポーツの現場で顕在化する差別や暴力に断固反対し、差別や暴力のない世界をつくるべく、相談窓口を設置するなどのさまざまな取り組みを行っています」
暴力や差別を許さないという日本サッカー協会が、不同意性交で逮捕された選手を選ぶ、それは矛盾しないのか、妥当なのか——こうしたことを問うこと自体は全く間違いではない。
佐野海舟が不起訴なのはなぜか 弁護士解説
だが、マリンは佐野の性加害を断定した。佐野は不起訴(起訴猶予だとみられる)になっているにもかかわらずだ。不起訴について、「日本一稼ぐ弁護士」福永活也氏(45)は2024年8月9日のYouTube動画で、こう解説している。
「不起訴には『嫌疑なし』ですね。当然、あと『嫌疑不十分』というのもあります」
「事実、犯罪が一応成立するんだけれども、起訴猶予にするというケースもあります。この性犯罪で一番多いのは示談が成立した場合ですね。示談が成立して、犯罪行為はおそらくあったんだろうけれども、性犯罪に関して最も守るべき法益の主体である被害者ご自身が、この件については公に取り扱わなくてもいいという意向を示している場合には、不起訴になるということがあります」
「ちなみに、犯罪が成立するというのはちょっと言い過ぎです」