新米3000円割れが見えてきた 「もう倉庫に入らない」、生産も過剰
コメ余りが鮮明だ。高値による消費の減退が響き、民間在庫は過去最高水準となる。秋に収穫する新米は過剰生産の見込みだ。2つの過剰によって新米の集荷価格は前年の半分近くに下がり、店頭で5キログラム3000円を割り込む可能性もある。
6月中旬の新潟県内のコメ倉庫。農業協同組合(JA)の担当者は山積みとなった2025年産米を見上げため息をついた。「コメの引き取りがかなり遅れている。このままだと新米を入れら...
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(更新)- 上野泰也マーケットコンシェルジュ代表ひとこと解説
米穀安定供給確保支援機構が発表している「米取引関係者の判断に関する調査結果」の5月調査で、主食用米の需給動向は、見通し判断DIが19(前月比▲2ポイント)。需給均衡を示す50を大きく下回っている。また、主食用米の米価水準では、見通し判断DIが23(前月比▲5ポイント)になり、米価の先安観は強まった。高値が続いたことで消費者のコメ離れが進み、需給は緩んだ。秋には26年産米が本格的に市場に入ってくるので、それまでに保管コストもかかる25年産米を処分する必要も出てくる。大ざっぱなイメージで言うと5キロ2000円から4000円超に高騰したコメの店頭価格は、3000円を割り込む見通しになってきた。
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(更新) - 大泉一貫宮城大学 名誉教授ひとこと解説
過剰であれば価格は下落するのが当然。しかし、政府介入によって米価を60㎏2万円台に維持しようとしてきたのが今年の4月以降のコメ政策。 この記事は、それでもやはり経済原則が貫かれ、価格は下がるというもの。 それはそうと思う。経済原則に逆行する政策を打てばその産業はゆがんでしまう。それでなくてもゆがめてきたのがこれまで。農水省や農協は、米価維持に邁進するあまりいかに産業をゆがめてきたか、この辺で反省してもらいたい。
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