特集

サッカーW杯・北中米2026

サッカー・ワールドカップ北中米大会が6月11日に開幕します。世界最高峰の戦いをお伝えします

特集一覧

スウェーデンと日本の共通項?勝敗より大事な価値 サッカーW杯

【オランダ-スウェーデン】客席に飛び込んだボールをキャッチして盛り上がるスウェーデンサポーターたち=米ヒューストン競技場で2026年6月20日、AP

 サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会の1次リーグF組第3戦で日本と対戦するスウェーデンは、2大会ぶり13回目の出場。北欧の古豪として知られるがどんな国だろうか。よく知る人物に聞いてみた。

冬は雪と氷に覆われ……

 大阪の日本語学校で学ぶスウェーデン出身のツワナン・ダン・グエンさん(36)は小学生の頃、地元のサッカークラブに入り、友達と一緒にいつもボールを蹴っていた。

 冬は国土全体が雪と氷に包まれ、気温もぐっと下がる。スポーツ界はサッカー同様に国内で人気が高いアイスホッケーのシーズンを迎えるが、サッカーは専用の屋内施設が整備され、冬も練習できるという。

 グエンさんは勉学の道へ進み、プレーする期間は短かったが、サッカー好きは大人になっても変わらない。スウェーデン代表の試合時はみんなでバーに行ったり、家に集まったりしてパーティー気分で観戦するのが楽しみだった。

 スウェーデン代表のサッカーの魅力について尋ねると「チームワークが良い」と強調するグエンさん。一方で、小学生の時、スウェーデン代表と日本代表の試合を、学校の休み時間にテレビで見た時のことを今も覚えている。

ワールドカップの直接対決を前に「日本もスウェーデンも頑張ってほしい」と語るツワナン・ダン・グエンさん=オンライン取材の画像から

 「日本も、すごくチームワークが良いと感じました」。両国のサッカーに共通点を感じている。

 10年ほど前、勉強の息抜きで空手を始め、日本に興味を持った。来日してプログラミング関係の仕事に就くため、今は大阪市の「ヒューマンアカデミー日本語学校」に通う。

 来日してまだ1年あまりだが、早くも日本への愛着が芽生えている。W杯の直接対決を前に「どちらも頑張ってほしい」と期待する。

 一方で勝敗を超えたところにも、サッカーの醍醐味(だいごみ)を感じている。「(W杯で)チャンピオンになるのは、プラスアルファ。一番大切なのは、(対戦する)他の国を尊敬して戦うこと」。最高峰の舞台で見せるスポーツマンシップが心を打つのは、万国共通だ。【川村咲平】

【オランダ-スウェーデン】客席に飛び込んだボールをキャッチして盛り上がるスウェーデンサポーターたち=米ヒューストン競技場で2026年6月20日、AP

ワールドカップの直接対決を前に「日本もスウェーデンも頑張ってほしい」と語るツワナン・ダン・グエンさん=オンライン取材の画像から

Google検索で「毎日新聞」の記事を優先的に表示できます。1ステップで今すぐ登録する

関連記事

【最新記事】

サッカーW杯・北中米2026を見る

【夏得】3カ月50%OFFで読み放題キャンペーン実施中!

この記事の特集・連載

この記事の筆者

政治からスポーツ、芸能まで最新ニュースをタイムリーに!通知設定をご活用ください