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館野小閉校前の思い出に 地域住民とヒマワリ植栽 1万2000株に期待込め 館山

 2026年06月19日 03時00分
ヒマワリの苗を植える子どもたち=館山

今年度限りで閉校を迎える、館山市の館野小学校の全校児童102人が17日、同校前の畑でヒマワリの苗を植栽した。同校での思い出を作ろうと、長年畑を管理してきた地域住民らと協力し、1万2000株が咲き誇る盛夏の景色に期待を込めた。

このヒマワリ畑は、約30年前に休耕地を活用したまちづくりとして、当時の市役所職員の有志らが始めたもの。現在は地元農家でつくるグループ「たてやま緑の仲間たち」が活動を受け継いでいる。ヒマワリは同校の夏の象徴として定着しており、校内の掲示物などにも広く使われるほど。コロナ禍までは6年生が植栽を手伝っていたが、今回、全校児童にも一緒に楽しんでもらおうと、共同での植栽を企画した。

この日は、グループ代表の龍﨑滋さん(72)=同市広瀬=を中心に、グループメンバーや館野コミュニティ委員会も子どもたちへ手ほどき。「しっかりと根が埋まるように、手で土を深く掘って」とアドバイスした。子どもたちは、1~6年生の縦割り班で声を掛け合いながら、約1500株の苗を丁寧に植えた。

幼稚園の時にヒマワリ畑で写真を撮った思い出があるという、飯田桜愛さん(6年)は「思い出の場所のヒマワリを植えることができて、とってもうれしい。前日から楽しみでわくわくしていた。元気で立派に育って、きれいな黄色の花を咲かせてほしい」と笑みを浮かべた。

龍﨑さんは「子どもたちの思い出の一つになればうれしい。『館野小のヒマワリ』として注目されることもあり、閉校するのは残念だが、このヒマワリ畑が今後も地域住民の結び付きを深める場所であってほしい」と思いを語った。

ヒマワリは8月10日前後に満開を迎える予定。

 

(安井咲子)

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