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オンラインコミュニティーでウイルス取得や賭博などの容疑、少年9人検挙…全国初の立ち直り支援を提供 千葉県警

2026年6月25日 19:15
オンラインコミュニティーでウイルス取得や賭博などの容疑、少年9人検挙…全国初の立ち直り支援を提供 千葉県警
「サーバー」内での、ウイルスの作成・販売に関するとみられる投稿

オンラインコミュニケーションサービス内でコンピューターウイルスの取得や賭博をしたなどとして千葉県警は少年9人を検挙しました。一部の少年には、全国初となる”サイバー立ち直り支援”が提供されています。

警察によりますと、検挙されたのは10代の少年9人です。

9人は、オンラインコミュニケーションサービス内の「サーバー」と呼ばれる同じコミュニティーに所属し、賭博をした疑いや、コンピューターウイルスを取得するなどした疑いがもたれています。

9人のうち、19歳の会社員の少年1人がランサムウエアを作ったとして逮捕されました。

また、16歳から19歳の大学生や高校生あわせて4人が賭博をした容疑で、15歳と17歳の高校生2人がマルウエアを取得したなどとして、あわせて6人が書類送検されたということです。

また当時12歳と13歳だった少年2人も、警察が児童相談所に通告していて、1人はマルウエアを保管したとみられ、もう1人はマルウエアを知人男性のパソコンに感染させるよう仕向けたとされ、電子マネー10万円ほどを得たとみられるということです。

犯行の舞台になったとされるのは、あるオンラインコミュニケーションサービス内の「サーバー」と呼ばれるコミュニティーです。

少年らが加わっていた「サーバー」には国内最大級の1万人以上が所属し、プログラミングの情報交換などが目的とうたいながら、主に未成年が日常的にコンピューターウイルスの配布・取得や、オンラインカジノの情報交換をする場になっていたとみられています。

警察は、この「サーバー」が犯罪行為の温床になっていたとみていて、捜査の過程で管理者を特定しすでに閉鎖させています。

少年らは警察の調べや任意の聴取に対し容疑を認めていて、ランサムウエアを作ったとして逮捕された19歳の少年は、去年9月のアサヒグループホールディングスがランサムウエア被害にあった事件を知り、「自分でもできると思った」という趣旨の話をしているということです。

千葉県警は、今回検挙された少年の一部に、全国初となるリテラシーやキャリアパスの教育が一環となった“サイバー立ち直り支援”を提供しました。

少年らのITに対する興味関心、知識を正しい方向に導くことを目指すもので、支援を受けた少年は「自分もプログラムを学んでIT業界で働きたい」「知識を正しく学ぶことに興味が持てた」と話していたということです。

千葉県警は、「サイバー犯罪の低年齢化が進行する中、捜査と立ち直り支援のような対策を両輪で進めていく」としています。

最終更新日:2026年6月25日 19:15
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