3630万円被害、ダイエットサプリ絡み詐欺 三重・松阪の60代女性 SNSで購入
三重県警松阪署は16日、三重県松阪市内に住む60代の女性が現金約3630万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。 同署によると、女性は昨年8月、SNSアプリに表示されたダイエット商品の広告を見てダイエットサプリメントを購入。商品は実際に届いたが、申込時に登録したSNSアプリ「LINE(ライン)」に「ダイエットサポーター後藤友紀」を名乗る人物から、「ダイエットに成功すれば費用の80%が返金される」「返金のためには消費税がいる」などのメッセージが送られるようになった。 女性は昨年8月9日〜今年1月22日までの間に市内の金融機関から指定された口座へ26回にわたり計2314万850円を振り込んだ。その後、今年4月20日と同28日に代引きの荷物が届き、その代金として26回にわたる支払い手続きを行い、計755万9938円を支払った。 さらに、5月22〜27日の間、消費税などの名目の請求に対し、市内の金融機関で8回に分けて計556万7935円を指定口座へ振り込んだ。3期間で合計3626万8723円をだまし取られた。金融機関ATMは市内3カ所を利用した。 女性は6月5日、金融機関から「振込先の口座は詐欺で使われていた口座です」と告げられたことや、「後藤」を名乗る人物から返金がなく、メッセージの返信も途絶えたことから不審に思い、同9日に同署に相談。捜査を進めた結果、特殊詐欺事件であることが判明し、女性は同16日に被害届を提出した。