【傍聴記】江別男子大学生集団リンチ強盗致死事件【暴徒化する未成年】
まだ記憶に新しい令和6年10月下旬、またしても北海道で凄惨な少年犯罪が発生した。ハタチの女子大生2人&16~18歳の少年4人が逮捕され、全員起訴されたのは記憶に新しいだろう。
この事件の数ヶ月前に旭川神居古潭女子高生殺害事件が起きたこともあり、またススキノ首狩りファミリーの衝撃から1年ちょっとしか経過してないのも相まって「また北海道か」と世間を震撼させた。
事件が起きたは10月下旬とは思えないほど寒い日だったのをよく覚えてる。まだ10月なのにこんなに寒いとは年越せる気がしない・・・とモンクレールのダウンジャケットを引っ張り出した記憶が鮮明にあった。そんな寒空の下、国立大学に通う優秀で未来ある男子大学生Vさん(当時大学3年生)が頭の悪すぎる少年複数人に集団リンチされ身包み剥がされ全裸で放置されたのち死亡という悲惨な最期を終えた。事件の内容が小出しにされる度に心が抉られる思いでいっぱいだった。
そして令和8年5月25日、奇しくも旭川事件の内田梨瑚被告の裁判と同日に江別事件3人の期日が入ってしまう。旭川に行ったとて内田被告が見れるとは限らないので、仮に外れても心理的ダメージの少ない江別事件の方を選んだ。「初公判だしどうせ傍聴券当たらないだろう」と思いつつ「行かなきゃ当たらない」と言い聞かせ札幌地裁まで足を運ぶと傍聴券を引き当ててしまったので初公判の様子をレポします。
事件番号:令和6年(わ)第971等
罪名:強盗致死、詐欺、詐欺未遂、窃盗
被告人:川村葉音、瀧澤海裕、16歳B少年
裁判官:高杉、織本、伊藤(刑事2部)
検察官:オオハマ、マツクラ、???
被告人3名のプロフィール
川村葉音被告:平成16年9月17日生まれ。本籍と住所は釧路市花園町。背がとても小さく隣の弁護人の身長差を見るに145cmくらいか。透けるような肌の白さ綺麗さも相まって想像よりは可愛い。シャバ時代に染めた明るい茶髪部分は肩のラインを超え1年7ヶ月という勾留期間の長さを物語っていた。
瀧澤海裕被告:平成18年7月1日生まれ。本籍地は札幌市清田区北野。現住所は白石区北郷8条(ry 背が高くガッチリとした体躯。髪は短く刈られており大人しそうで素朴な顔立ち。田舎の高校球児風と言ったらいいのか。勾留中のストレスか頬に吹き出物が出てた。
犯行当時16歳の少年B被告:中学卒業してから半年しか経っておらず高校1年生の代。2008年4月2日以降生まれ。現在17歳。
起訴状の内容
被告人3名は
①八木原亜麻、少年A、川口侑斗と共謀の上、令和6年10月25日午後11時23分頃、北海道江別市文京台(略)文京台南町公園において、V(当時20)に対し手拳で殴打する、足蹴りをする暴行を加え「血付いたべや!弁償しろ!金出せ!全部出せ!財布もな!2000円じゃ足んねぇよ」等の脅迫文言用いて同人の抵抗を制圧し、財布1点を強取。同年同月26日午前1時23分頃、顔面・腹部・胸部・背部を殴打する暴行を加えた上で暗証番号を聞き出し、外傷性くも膜下出血、右腎臓損傷、腰椎骨折、急性硬膜外血腫などによる外傷性ショックで同日午前9時24分頃、搬送先の江別市立病院で死亡した。
②八木原亜麻、少年A、川口侑斗と共謀の上、同年同月26日未明、Vから奪ったクレジットカードのタッチ決済を使用し現場近くのセブンイレブンで煙草32箱など18000円相当を詐取した。
③同様の手口でタバコ10箱(6000円)詐取しようとするもカードが停止し決済できず未遂
④少年A、川口侑斗と共謀の上、札幌市白石区のコンビニATMからV名義のキャッシュカードを差し込み12万7000円引き出した。
被告人3名とも、起訴状に間違いないと認め、3名の弁護人も公訴事実は争わない。
冒頭陳述
■被害者と6人の関係
V⇔八木原亜麻:報道の通り。令和6年9月中旬から交際開始。
八木原亜麻⇔川村葉音:中学生の頃に学習塾で友人関係になった。大学の進学先も同じで友人関係継続。
川村葉音⇔少年A:令和5年6月~交際開始。
少年A⇔瀧澤海裕:高校の同級生
瀧澤海裕⇔少年B⇔川口侑斗:同じバイト先の友人
川村葉音は瀧澤、川口、少年Bも交えて5人で何度か遊んだことあるが、八木原亜麻は少年B、瀧澤海裕、川口侑斗とは事件日まで全く面識なし。
■事件前の出来事
10月23日:亜麻、Vさんから別れ話を切り出される「就職は東京にしようと思う。遠距離恋愛は難しいしあと一年で別れよう」
10月24日:亜麻、葉音に愚痴る
葉音、Vさんの「1ヶ月ありがとうございました」のLINE見てキレる
同日:Vさんに亜麻の私物返却すると約束こじつける。葉音「殴るから来いや!」
10月25日:Vさん千歳から江別の事件現場からほど近い亜麻のバイト先へ向かう。
※この頃にVさん自分のスマホで録音開始、強盗致死の証拠を残していた。
Vさん亜麻と合流し通話状態の葉音も交え3人で話し合い。途中から葉音と一緒ににいた川口侑斗が葉音のスマホからVさんに因縁付ける。
ドライバー葉音、共犯少年4人を乗せ新千歳空港から江別へ向かう。その道中に葉音が川口に「Vはボクシング習ってるらしいよ」と嘘を付き川口を焚き付ける。
「コンビニ前は防カメある、公園にしよう」とAの打診、公園で落ち合う約束漕ぎ着ける。
■被害者Vさん、川口侑斗らと事件現場の公園で合流
川口「逃げたらどうなるか分かってるな?」「おめーどうするの?ハオと俺らに何されるか分かってる?」
川村「アマに謝った?」
八木原「納得いかない!」
ここで被害者Vさん、経緯を5人に話す。
川口、Vさんの腹部や顔面を殴る。
川村「B、次やれ」
瀧澤、B少年、暴行こそ加えないがそれを見て笑う。この頃より川口、Vさんに対しての暴行動画撮らせる(Vさん口元から流血しているが、言葉もはっきりしており意識明瞭)
川村、Vに足蹴りし腹部を踏み付け「ふざけんなオイ!」
ここで川口が一連の暴行で服に血が付いたことに気付く。
川口「血付いたべや、弁償しろ、金払え!」
川村「私も血付いたかも!金!」
川口、金品を出すように脅迫。
〜この間に強盗が成立〜
A(葉音彼氏)がクレカやキャッシュカード出すよう迫り、他の共犯も同調。Aが財布見つけ、それを川口が奪った。カード類が出てきたので八木原&川村はV名義のカードを持って公園近くのコンビニへ煙草の買い出し。タバコ32箱など、約18000円ぶんタッチ決済で購入。
日付が変わる頃、更に暴行開始。
八木原以外の加害者5人がVさんをリンチ、数十回以上殴る蹴る等の暴行。
A「もしかしたらVの服に俺らの指紋とかDNAとか付いてるかも」
Vの着衣に自分らの指紋あるいはDNAが残っては大変だと、ここでVの衣服をひん剥き全裸にする。
その後、川口がVさんの髪や陰毛に火をつけ、根性焼きをする。(この様子は少年Bが撮影)
Vさん土下座し許しを乞う。
両目は腫れ上がり、呂律も回らず。
川口、Vにキャッシュカードの暗証番号を吐かせ、その場を立ち去る。
■その後
八木原のみ先に自宅に帰らせ、残り5人はVのキャッシュカードから12万7000円引き出した。取り分は川口9万円、A少年7000円、川村・瀧澤・少年Aが1万円ずつ。その後、5人は仲良く山岡家江別店でラーメンを啜って帰った。
この頃、Vは外傷性ショックで死亡。
続く……


被告人はまだ勾留中なんですかね