「生きづらさ」すら分からなかった――。高知県大月町に住む勝又栄政(てるまさ)さん(33)は、トランスジェンダー男性(出生時は女性だが、性自認は男性)として暮らしている。幼少期からの自身と母親の思いをそれぞれが記した「親子は生きづらい“トランスジェンダー”をめぐる家族の物語」を2022年に出版し、現在は日本学術振興会特別研究員として、研究や講演を行っている。私たちが安易に口にしてしまう「生きづらさ」という言葉の中に何があるのか。勝又さんに尋ねた。【聞き手・小林理】
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