歌舞伎町のホスト4人、アメリカ入国を拒否され強制帰国 “売男”扱いで「純粋な旅行として認められず」

6月23日から24日にかけて、歌舞伎町のホストクラブに所属するホストたちが、アメリカ・ラスベガスへの旅行で入国を拒否され、強制帰国となったことを相次いでXで報告しました。入国審査でSNSやLINEをチェックされ、ホストという職業を理由に「純粋な旅行とは認められない」と判断されたといいます。

「日本一有名なホストクラブ」のホスト

ホストクラブ「CENTURY TOKYO 新宿」の店長「鬼軍曹」こと「黒崎店長」(登録者数4万人)は6月23日、同店の「轟メルト」(同1600人)がアメリカへの入国を拒否されたと投稿。

「CENTURY新宿の売れっ子イケメンホストの轟メルトが、米国に有名ホスト(売男 ウルダン)だからと入国できなかったらしい」とつづり、「8時間拘束の後強制送還された」と報告しました。

添付された動画では、轟本人が機内から「ラスベガスに行って、サッカーだったりカジノだったりをしようと思ったんですけど、なんと自分だけ有名すぎて入国できませんでした」と説明していました。

その後、同行していたホストたちからも経緯が明かされました。「HAREM-総本店-」に所属する祈織と山田一郎がそれぞれ入国拒否の詳細をつづっています。

祈織によれば、渡航したのは4人で、「ホスト4人でアメリカに旅行で向かったら、SNSやLINEをチェックされ、『君達の職業では純粋な旅行として認められないから帰れ。』と入国拒否&強制送還になりました」と報告しています。

続けて「歌舞伎町の中では水商売は煌びやかに表現されるが、外から見たら水商売はアングラな商売でしかないのだと痛感した」「理解はしているが直面すると悲しいな」と、率直な心境を吐露しました。

SNSとLINEをチェックされ強制送還

山田一郎は、入国拒否に至るまでの流れを「ラスベガス到着→入国審査→SNSチェック→『ホスト?』→別室→8時間拘束→入国拒否→強制送還」と説明。「水商売全般本当に気を付けてください」と注意を呼びかけました。

そのうえで山田も、「日本では普通の職業として認識されていても、海外では異なる捉え方をされることがあります」「今回はホストという職業やSNSの内容について詳しく確認され、その結果、観光目的での渡航として認めてもらえませんでした」と説明。

最後は「ムキムキの入国審査官が僕のSNSを見ながら嬉しそうな顔で『You’re very pretty.』と言っていた」と振り返り、「まぁ、アメリカの国家安全保障を脅かすレベルで僕が魅惑的だったことは認めます」とユーモアを交えて締めくくっています。

「ハッピーエンドだから」轟メルトの反応

轟メルト本人も、6月23日深夜に心境を投稿しました。直接的に入国拒否には触れていないものの、「起きた出来事は変えられない。でも、その出来事の意味は自分で変えられる。良いことも悪いことも全部背負う。タダでは終わらない。この物語の結末は、ハッピーエンドだから」と、前を向く姿勢をつづっています。

別の投稿では「明日からCENTURY出勤します!ラスベガスでの思い出話、たくさん聞いてください(笑)」と記し、今回の渡航がラスベガス行きだったことを明かしたうえで、出勤再開を報告。ちょうど誕生日月にあたるとして、「歌舞伎町で誰よりも輝く1カ月にする」と意気込みを語りました。

厳格化する入国審査

近年、アメリカの入国審査は厳格化が指摘されており、観光目的を装った「出稼ぎ」とみなされて入国を拒否されるケースが相次いで報じられています。ホテルの予約票や帰りの航空券を提示できなかったことを理由に拘束・強制送還された例や、若い女性が「出稼ぎ」を疑われて別室送りになる例なども報道で取り上げられてきました。

そうしたなか今回のケースは、ホストたちのSNSやLINEの内容を確認したうえで、観光目的での渡航とは認められないと判断したとされており、入国審査の厳格化の対象が女性に限られないことを示す事例となりました。

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