×

止まらない円安…“39年半ぶり水準”に 高市首相「積極財政」で価値下がる? 「再利上げ」に慎重なワケ【#みんなのギモン】

2026年6月24日 11:12
止まらない円安…“39年半ぶり水準”に 高市首相「積極財政」で価値下がる? 「再利上げ」に慎重なワケ【#みんなのギモン】
円安が止まらず、私たちの暮らしにも影を落としています。背景には日米の金利差と、日本の経済成長率があります。日銀は先週利上げをしたものの、円安はおさまらず。高市政権の政策の影響はあるのか、いつまで続くのか。日本テレビ経済部長が解説します。

そこで今回の#みんなのギモンでは、「“39年半ぶりの水準”円安なぜ続く?」をテーマに解説します。

■2022年ごろから円安傾向に

山﨑誠アナウンサー
「23日の円相場は、1ドル161円台後半を推移しています。金利や物価など、私たちの暮らしにも影響が出てきていますが、これがいつまで続いていくのか」

「円安のここまでの流れを振り返ります。上に行くほど円高、下に行くほど円安というグラフがあります。2022年1月は1ドル115円台前半でした」

斎藤佑樹キャスター
「懐かしいなという印象ですが、4年でここまで円安が進んでいるということなんですね」

山﨑アナウンサー
「この2022年あたりから円安傾向が続き、2年ごとに為替介入も行われています。2026年も4月から5月にかけて行われました。しかし大きな回復は見られず、6月22日は一時161円90銭台と、39年半ぶりの円安水準に近づきました。なぜ円安は止まらないんでしょうか」

■アメリカの政策金利、一気に上昇

大野伸・日本テレビ経済部長
「1つは、日本はずっと低金利で市場にどんどんお金が回るようにする金融緩和で景気を良くする政策を続けてきたことが理由にあります。これに対してアメリカは早くから政策金利を上げていました」

「2022年の段階で0.25%だったのが、約1年半で一気に5.5%までアップしています。これだけ一気に上がると、金利が高いドルを買って運用したいということになると思います。逆に金利の低い円は売りたいということになり、円安が進んだと言えます」

「もう1つは、日本の経済成長率がアメリカと比べて低いということがあります。アメリカではAI・IT・宇宙など新しい産業やスタートアップ企業がどんどん誕生しています。世界中から投資のお金が集まる、つまりはドル買いが進むということになるわけですね」

「そうすると、ドルは買われて円が売られる、円安が続いてくるという状態になります」

次ページ
■国の「財政」為替にどう影響?
あなたにおすすめ

JP|EN