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もちろん、東西冷戦に伴うさまざまな理由があるのですけれど、根本的な理由は、「アメリカは沖縄を日本ではないとみなした」からです。 ご存知のように、沖縄はもともと琉球王国という国で、江戸時代の日本は薩摩藩を通じて間接支配する状態でした。 明治の廃藩置県は1871年ですが、琉球藩が沖縄県になったのは1879年というように、明らかに沖縄以外の日本とは違いがあります。 沖縄とアメリカの関係で言えば、琉球王国とアメリカは1954年に琉米修好条約を結んでいます。つまりアメリカは幕府と日米和親条約を結ぶのとは別に琉球と国際条約を結んでいるわけで、これはアメリカが日本と琉球はもともと別の国だと認識していたことを示しています。 ちなみにこのときペリーは、「今のうちに琉球を占領してアメリカの領土にしてしまうべきだ」と米本国に琉球占領の許可を求めています。 つまり、終戦時のアメリカの沖縄観として、「沖縄は今でこそ日本の一地方行政区(県)になっているが、もともと日本人とは違う人々が暮らす日本ではない場所だ。」というものがあったことは事実なのです。 ですから日本の降伏を契機に、日本の施政下から切り離して自国の施政下に置くことは、沖縄の主人が日本からアメリカに変わるだけのことだと考えたのです。 一言でまとめてしまうと、 『あそこは日本じゃないんだからウチ(アメリカ)が治めたっていいよね。』 とアメリカが考えたから、沖縄はアメリカに統治されたのです。 沖縄が共産勢力に対する拠点として重要視されるのは1950年ごろからで、少し時期にずれがあります。
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質問者からのお礼コメント
多くの回答ありがとうございました。このような具体的な理由が聞きたかったのでこちらの方をベストアンサーとして選びます。 アメリカがなんでも条約やら文章を提示する際に、琉球政府としてみていたのは気になってました。アメリカが戦後すぐの沖縄を琉球政府としてみなしたこと。戦前に沖縄は日本だったことは間違いないです。たくさんのご回答ありがとうございました。
お礼日時:2013/4/18 23:52
その他の回答(8件)
他の方の回答にもあるように日本全土が連合国により統治されていました、サンフランシスコ条約(1951年)で何故沖縄は主権回復が認められずに統治され続けたかが正しいと思います。 まず沖縄戦当時は日本本土侵攻作戦の拠点として沖縄が必要だったのです、普天間の基地などはそのためです、戦後連合国に統治され続けた地域は沖縄を含む南西諸島や小笠原を含む南方諸島があります、これは明らかに日本を監視するための包囲網で狭い地域に押し込めるためです、その後1949年に中華人民共和国が樹立、1950年朝鮮戦争勃発とアジア地域で共産勢力の活動が活発になります、沖縄はこの影響で小笠原を含む南方諸島よりも遅く本土復帰が認められたのです。 アメリカ(民主主義)にして見れば日本列島、沖縄、台湾のラインでアジアの共産化を食い止める防波堤の役割で、沖縄は自由に使える軍事基地として最適だったからです。
敗戦で日本の全国土はアメ リカに占領されました 本土を統治するのはやめて 沖縄だけを占領しました 勿論、日本台湾中国韓国をの 戦略的価値を視野に入れての ことです
沖縄に限らず、本州・九州・四国・北海道からの離島は全て、アメリカ・ソ連・中華民国等が統治しました。 奄美群島、小笠原諸島、沖縄等は状況に応じてアメリカから返還されました。 ソ連からの返還は現在まではありませんし、サイパン等はアメリカ領になりました。 沖縄の返還が最後になったのは、冷戦やベトナム戦争等も影響しているでしょう。
戦後、アメリカが統治したのは沖縄だけではありません。沖縄を含めた日本全土がアメリカの統治下にありました。 戦争に負けた日本の陸・海軍の基地はすべて米軍の施設になり、現在も沖縄だけでなく日本全土に米軍基地があり、軍属も含めると5万人が在日米軍として駐在しています。 在日米軍の司令部は東京福生の横田基地にあり、横須賀は海軍第七艦隊の母港ですし、佐世保にも海軍基地があり、青森の三沢にも空軍基地があります。神奈川の座間キャンプもあり、山口県の岩国にも基地があります。 沖縄には嘉手納基地や普天間基地などがありますが、沖縄は日本国内で唯一米軍が上陸作戦を行い、激戦によって占領してこともあって、日本が主権を回復した後も例外として米国の統治が続きました。 米軍は日米安保条約によって日本の安全保障を法的に約束する代わりに、日本に基地を置いて駐在しています。朝鮮戦争やベトナム戦争では日本の軍事基地は重要な役割を果たしました。ロシアや中国を仮想敵国とする場合、日本列島の地政学的な位置は米国にとって最前線となり、日本に基地を置くことは不可欠なのです。現在、中国は海軍力を増強して太平洋へ進出しようとしていますので、沖縄はさらに重要になっています。
第二次大戦後はソ連とアメリカによる冷戦構造に突入し、特に1970年代までは途上国の共産化の流れに歯止めが効かない状態でした。欧米列強の植民地から脱し、次々に独立を果たしていった東南アジア諸国ですが、独立はともかく、共産主義陣営への参加はアメリカにとって看過できない事だったのです。 しかしアメリカ本土から東南アジアはあまりにも遠い。フィリピンの独立も認めざるを得なくなったアメリカはどうしても、太平洋極東地域に他の主権国家の影響力の及ばない(=アメリカの自由になる)軍事拠点が欲しかった。それが沖縄です。 朝鮮戦争、ベトナム戦争はまさにそういうロジックの中で行われており、沖縄から大量の部隊が投入、物資が輸送されています。 ベトナム戦争終結のころ、ほぼ時を同じくして沖縄は返還されています。 東南アジア地域における、東西両陣営の色分けがほぼ完了し、アメリカがそれに対して軍事力で介入できる可能性も、必要性も低下したためと考えていいと思います。 しかし基地としての重要性は対ソ連、中国に対するけん制、影響下にある国(日本含む)の防衛上の見地から変わらず高く、ソ連崩壊後も中国の覇権主義の勃興、北朝鮮と言うテロ国家の核武装、などのため警戒が怠れない状況にあると言えます。