沖縄追悼式でのやじ「非常に残念」 小泉防衛相「祈りの場で抗議活動のように大きな声」

沖縄全戦没者追悼式に参列した小泉進次郎防衛相(右)=6月23日、沖縄県糸満市の平和祈念公園(防衛省のXから)

小泉進次郎防衛相は25日の参院外交防衛委員会で、23日の沖縄全戦没者追悼式に参列した感想を問われ、高市早苗首相のあいさつ中に会場内から「戦争反対」「(憲法)9条を守れ」などのやじが飛んだことについて「非常に残念だ」と述べた。立憲民主党の田島麻衣子氏への答弁。

小泉氏は「曾祖母の戦争体験を平和メッセージとして静かに披露した中学生の話は大変印象的だった。一方で対極的に、ああいう静かな祈りの場であっても、抗議活動のように大きな声を、首相が話をしている最中にした、ああいった状況も非常に印象に残っている。大変残念だと思った」と語った。

さらに「平和を願う気持ち、静かに祈りを、平和への願いを共有する場、決して二度と同じような惨禍を繰り返さない、そして、防衛相として常に言っている通り、決して新たな戦争を起こさせない。その思いは誰もが共有しているものだと思うので、そういったこと(やじ)については非常に残念だという思いを持っている」と述べた。

田島氏は「やじに対するコメントではなくて、平和に対する思いを語っていただきたかった」「政府の考える平和国家の定義、意味するところはどういうものか」と尋ねた。

小泉氏は「やじのことだけじゃなくて、平和への思いもしっかり今、答えた。私は基本的に、ああいう場でああいったやじはそぐわないと思っているので、(追悼式)全体の印象を答えた」と述べた。

その上で、平和国家の定義について「専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国とならない。こうした憲法の平和主義に則った精神」と説明した。

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