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気仙沼中西校舎解体し新体育館

解体される気仙沼中学校の西校舎
解体される気仙沼中学校の西校舎

気仙沼中西校舎解体し新体育館

 気仙沼市は、老朽化した気仙沼中学校の西校舎を解体し、跡地に屋内運動場(体育館)の建設を計画している。西校舎の解体は本年度内の着手と完了、体育館の建設は来年度から2年間で行われるため、供用開始は2028年度に計画されている新月中学校との再編後となる見込みだ。
 市教育委員会と気仙沼中によると、西校舎は生徒数の増加を受けたもので、市制施行と同じ1953年に木造のものが建設。その後、61年に鉄筋コンクリート造り3階建てが増築された。その後、木造は解体された。
 生徒数がさらに増えた78年には開校した条南中学校へ分かれたこともあったが、減少に転じていくにつれて普通教室としては使われなくなっていった。
 東日本大震災では前年に耐震化工事を終えていたことで地震に耐え、現在は市内中学校に通う障害のある生徒たちの自立支援・職業教育のための特別教育共同実習所として活用されている。解体に当たって、共同実習所は気仙沼小内に移転される。
 今回の解体は、市が2023年度に実施した耐力度調査によって体育館(59年建設)の老朽化が進んでいることが判明し、新たな体育館の建設場所として西校舎のある場所を選んだことを受けたもの。西校舎前のスペースの利用も検討しているという。
 解体の事業費は、一般財源や国の学校施設環境改善交付金を活用した約1億9400万で、今月の市議会定例会に上程される一般会計補正予算案に盛り込まれる。
 市教委教育総務課は「解体の調査、設計は昨年度で完了しており、議決後は速やかに解体の着手に向けて進めていきたい」と話している。