20年以上前から「旧11宮家の男系男子を養子に迎える案」を導入すべきだと訴えてきた。宮家が途絶えそうになったとき、先人は天皇の皇子や他の宮家の子息を養子に迎え入れた。皇室の歴史を振り返れば必然的にたどり着く考え方だ。
宮家の役割とは伝統的な男系継承を堅持するための「血の伴走者」だ。現在の皇室とは男系の共通祖先の遠さを指摘されるが、天皇の皇子が宮家の当主となったり、宮家の女性が皇子に嫁ぐなどして「血の近さ」を担保してきた。天皇陛下と父子の直系継承でさかのぼることができる第119代光格天皇は閑院宮家から即位した養子だ。
養子の対象年齢を「15歳以上」に絞ることには反対だ。候補者がメディアに特定され、少年期から厳しい批判にさらされかねない。幼いうちから皇族として育つ方が環境になじみやすい。間口を狭めれば絵に描いた餅になる。