愛情をぶつけてくるのは親孝行〈ヨッピーさんの子育て日記〉9
いつも抱っこの長男
ちゃんと自立できるのか
以前にも書きましたが、我が家の教育方針は「野性児に育てる」というものです。子どもたちを山や川で遊ばせたり、いろんな人に会わせたりしています。ところが、4歳6カ月の息子は原宿が大好きで、虫が苦手な都会っ子、かつ大変な泣き虫の甘えん坊に育ち、野性児とは、ほど遠い感じです。
体操教室に連れて行くと「パパと離れたくない」と泣き出します。4歳児クラスともなると、泣いている子は見当たらず「ウチの子は甘えん坊だな~」と思っております。いつまでもまとわりついてくるのは、かわいい半面「ちゃんと自立できるのだろうか」と心配でもあります。
息子を寝かしつけながら「君は甘えん坊だよねえ」となにげなく言ったとき、息子の返答に胸を撃ち抜かれました。
「僕は小学生になっても中学生になっても、高校生になっても、ずーっとパパとママと一緒にいるよ。おじいちゃんおばあちゃんになるまで、ずーっとパパとママと過ごすの」
大変なことを親はしてくれていた
あかん、かわいすぎる。とらえ方によっては「ワシは一生、親のスネをかじり続けるぞ」という宣言でもあり「実現すると困ってしまうなぁ」と思いつつも、舌ったらずな声で言われると、親としてはうれしくて泣きそうになってしまいます。
人間の成長過程で、例えば親元を離れてひとり暮らしを始めたタイミングで「親のありがたみ」に気づくことってあるじゃないですか。料理や洗濯、掃除などを自分でやるようになって「こういう大変なことを、親はしてくれてたんだな」と気づく。親から受けた愛情に気づくのって、大人になる階段の一つと思っていたんですよ。
ソファに寝っ転がっていると
逆に子どもができて気づいたのは「親が子どもに与える愛情なんて、子どもが親にぶつける愛情に比べたら小さいのではないか」ということです。誰かが「親孝行なんて、子どもが子どもの頃に終わってる」と言っていて「そうだな」と思ったのですが、子どもが愛情をぶつけてくるのって、親孝行以外のなにものでもない。かわいい時期の子どもと一緒に笑って泣いて、っていう経験が既に親孝行なんですよね。
僕の親もこんなふうに思っていたのかな。僕は親の言うことなんて聞かなかったし、その分「取り返すぞ!」と思って、孫に会わせるため、長男と長女を連れて地元である大阪にせっせと帰っています。
そんなことを考えながらソファで寝転がっていると長男が「パパ、抱っこ~」と言いながら飛び乗ってきて、彼のヒザが僕の股間にちょうど入って死ぬ寸前くらいの感じになりました。
ヨッピー
ライター。家事時短術を発信し、4歳長男と2歳長女の子育てを楽しむ。
なるほど!
グッときた
もやもや...
もっと
知りたい
2歳と0歳の子供がいます。「僕は小学生になっても中学生になっても、高校生になっても、ずーっとパパとママと一緒にいるよ。おじいちゃんおばあちゃんになるまで、ずーっとパパとママと過ごすの」というフレーズを見て泣きそうになりました笑
最近一緒に寝ているとふいに「とと大好き」と抱きしめてくれる上の子に毎日泣きそうになってしまいます。子育てがこんなに幸せなもので、生きる意味を与えてくれるものだなんて思いもしなかったです。これからも育児を楽しみたいと思います!