めぐまれている?
恵まれている。
学校関連の過去の境遇はやや不遇であったが、それ以外では恵まれている部類に入るとおもう。だって、いまこうやって深夜一時に自室で自分専用ののノートパソコンを使ってこの文章を書くことが出来ているし、教育費だって親に支払ってもらっている。自傷行為が明らかになるまで渋られていたとはいえ、今は月一で精神科にも通わせてもらっている。だいたい毎日温かい晩御飯が食卓に並んで、まあ、母親が宗教にハマっていたり、統合失調症を持っているとはいえ、とはいえ、とはいえ。決して不幸自慢をするつもりはないのだが、こういうところに性格がでるなあとこの文章を書いていて思った。
むかし、わたしが小学中学年くらいだったころあるサイエンススクールに通っていた。不登校だったわたしに社会との接点を持たせたいという意図だったと、今になって気づきそれなりに感謝はしているのだが半ばゴリ押しで通わされていた。サイエンススクールと名を打っているだけありそこでは自分の興味関心のある事柄を定めてそれについて研究したことをスプレッドシートやスライドに纏めたり、海外の論文を読んだり設備も整っていたり、それはもうさぞ月謝は高かったであろう。そこに通っていた友達は起業していたり、まあなんというか、ご想像に容易いような層の親子が多かった。結局そこのサイエンススクールは潰れてしまったのだが、そのあたりから本格的に恵まれはじめた。狂いだした。
解けもしない算数オリンピックの教本を唐突に渡されたり、理科実験のキットを月一で与えられたり、中学受験塾に通わせ始められたり。本格的な実験機材を購入して中学受験塾で学んだ内容を実際に実験させてくれたり、その前からバカ高い学費の私立小に通わせてもらっていたりもしたんだけれど、はじめは楽しかったんだけれど、だんだんとその愛情が苦痛になって、ぜんぶ放って逃げ出した。たぶん、それが駄目だった。その先にあるのがいまのこのわたしなんだから、きっとそこが人生の転換点だったのだろうと思う。残りの小学生時代は病み垢界隈とソーシャルゲームに入り浸り、勉強もなにもせず中学受験での貯金頼りで終わった。
中学生になった自分は流石にこれはまずいと思いソーシャルゲームを辞め、勉強を始めた。そこでも母親からは母親が選んだレベルの高い教材を与えられて、中学二年生くらいになるころには持前の素早さで中学の内容を一通り学び終えたのだけれど、まあ、そっから一年くらいはODを覚え病み垢界隈に入り浸りなにもせずに過ごしていたので学力は笑えるくらいに低下し、高校受験のための初の模試で散々な結果を叩き出したわたしは再び塾にぶちこまれた。中学受験塾の二の舞は嫌だったので塾選びはわたしを中心に行われたのだが、結局個別指導の月謝はまあそれほど高くないにしろ決して安くもない、塾に通った。(高校受験が終わったいまも教科を減らして通わさせてもらっている)まあ、学力は上がるだろう。小学生のころは目をそらし続けていた月謝代も塾選びの際に見ないわけにもいかなかったので、必死に勉強したし、上がらなかったら困る。高校選びの際もひと悶着あったが、最後は自分の第一志望の学校の受験を許してくれて、そこに合格させるための時期講習なども受けさせてもらった。逃げなかった。逃げなかったのに、やはり人間そう簡単には変わらない。入学二週間で学校への行き渋りを発揮しPTSDの症状に苛まれもはや内服と化した頓服を毎朝最大用量ぶちこみ満員電車に揺られ高校へ通っている。挙句の果てに学校でODしてカウンセリング直後にカウンセリングルームで寝落ちる始末だ。救いようがない。
いま付き合っている人とも過去の過ちを繰り返している気しかしないし、だから余計に愛情がこわくて病み散らかすんだけど、でもその関係が心地よくて、所詮スリルがほしいだけなのだ。ドーパミン中毒のガキも、ここまで来ると清々しい。


コメント