インド北部の商業ビルで火災 救助活動阻む猛煙で学生ら14人死亡
ラクナウ、インド、6月23日 (AP) ー インド北部のラクナウで22日、商業ビルから出火する火災があり、当局によると、少なくとも14人が死亡した。犠牲者の大半は学生だという。 火災が発生したのはアリガンジ地区にあるビル。低層階にはペットショップや動物病院、上層階には学習センターやアニメーション制作スタジオが入居していた。 ウッタル・プラデシュ州の副首相は、現場から14人の遺体が収容されたと発表した。当局によると、少なくとも10人が救出され、病院に搬送されて治療を受けている。現時点で出火原因は特定されていない。 SNS上に投稿された映像には、割れた窓から屋外へ這い出そうとする人々の姿が映っていた。また、別の映像には上層階から避難を試みた男性が転落する様子も捉えられていた。地元メディアによると、この男性は一命を取り留め、現在入院中という。 当局の調べでは、激しい煙が救助活動の障害となったため、消防隊員らはビルの背面の壁を破壊して内部に突入した。室内やトイレに取り残された生存者を捜索するため、排気ファンを投入して煙の除去が進められた。 アニメーションスタジオの従業員は、昼食から戻った直後に火災に気づいた。「最初は小さな火事だと思った。しかし、避難しようとした時には、すでに部屋や通路に煙が充満していた」と当時の緊迫した状況を語った。 インドでは、建築法や安全基準が建設業者や住民によって軽視されるケースが多く、こうした惨事となる火災が相次いでいる。 (日本語翻訳・編集 アフロ)