企業事件・不祥事リスト

2026年

5月

広島県警本部の40代の男性巡査部長が関係者から現金約6万円をだまし取ったなどとして、県警が減給100分の10(3カ月)の懲戒処分としていたことが19日に判明したが、県警では被害届が出ていないという事で、事件送致を見送った。同巡査部長は、懲戒処分後に退職金の出る依願退職をした模様。

西日本シティ銀行下関支店勤務の行員が同店の執務室内を撮影しSNSに投稿、動画には顧客7人の氏名が映っており、行員自ら顧客情報を流出させていたことが4月30日判明した。この事案を受け、同行では5月3日から開催される「博多どんたく港まつり」への参加を自粛することとなった。さらに、同月12日には同行頭取が会見で謝罪した。なお、行員は「悪気はなかった」などと釈明しているという。

2017年にJR東海の男性社員=当時(22)=が自殺し、彦根労働基準監督署(滋賀県)が遺族補償給付を不支給としていた処分に対して、福岡高裁が処分取り消しを命じた判決が5月11日までに確定した。裁判では、自殺の原因が会社側のパワハラと長時間労働と認めた。 自殺した社員は時間外労働(残業)が月100時間を超えたこともあり、残業時間の過少申告を管理職が黙認していた上、パソコンのログイン時間と申告時間があっていないと注意した行為もパワハラ認定した。

警備会社「ALSOK」の警備員でATMの管理を担当していた男性社員(57)が、他の警備員の不在時に、持ち込んだバッグに現金を入れて盗んだとして、警視庁に5月10日逮捕された。同元社員は、2025年12月26日から30日にかけて東京・中央区内の銀行支店のATMから複数回にわたり、計1億3500万円を盗んだ模様。元社員は「人生がどうでもよくなり、競馬などに金を使った」などと供述している。

中部電力の法務担当社員が2004年以降、同社に係る民事訴訟裁判で法廷内の審理内容を無断で録音していたことが5月8日判明した。法廷内の録音は、裁判長の許可がなければ原則禁止されている。担当社員らは、報告書を作成するためだったなどと弁明しているという。同社では、無断録音の件数や担当社員の数は不明としている。

滋賀県長浜市内の小学校の男性教諭が女子トイレに侵入したとして5月2日、滋賀県警に建造物侵入の容疑で逮捕された。同教諭は小学校1階の女子トイレに理由もないのに侵入したという。他の職員が警察に通報し、御用となった。

奈良市の国保年金課の男性主事(22)が同僚から盗んだクレジットカードを買い物に使ったとして詐欺などの疑いで逮捕、起訴された事件。同市は当該職員を5月1日に懲戒免職処分とした。被害額は約8万5千円で、同職員は「プライベートな悩み事があり、ストレスで外出や外食が増え金に困っていた」などと弁明していたという。

東京証券取引所は、会計不正を起こしたニデックに対して、上場契約違約金9120万円の支払いを求めたことが5月1日明らかになった。企業の行動規範に違反し、株主や投資家の信頼を損ねたと判断した模様で、4月30日付で通知した。ニデック会計不正に対する第三者委員会の報告によると、同社の2025年4~6月期までの純利益へのマイナスの影響は累計で1607億円に上る。

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