首都圏に理系優秀層の進学先がない問題・地方国立の関東出身植民地化
首都圏には理系優秀層の進学先がない。
何言ってんだこの学歴厨、と思われたかもしれないが最後まで読んでほしい。
言葉の定義
まず理系の進学先の大学を定義する。こちらは多くの大企業で学歴フィルターにかからないラインとし、医学部を除く。具体的には以下だ。
国立: 旧帝大+科学大筑波横国神戸
私立: 早慶+理科大
次に、「理系優秀層」を定義する。
これは東大・科学大に行く最優秀層には及ばないが、理科大以上には受かる層だ。
首都圏の理系優秀層が行ける大学は?
では、先程の進学先一覧から東大・科学大と非首都圏大を除くことで、首都圏の理系優秀層が行ける大学を一覧にしてみる。
国立: 横国
私立: 早慶+理科大
何ということだろう。選択肢が一気に狭まってしまった。
横国も首都圏とは書いたものの、実家が埼玉・千葉の者からはかなり遠く、ここも外すと私大しか残らない。
理系特有の国立志向
ここで、理系特有の国立志向も問題になってくる。国立の方が研究設備が良く研究実績が高いこと、私立理系の学費が文系と比べ高いことから、理系は国立志向が強い。
参考までに学部4年+院2年の学費を示すと
国立: 約380万円
早稲田: 約900万
慶應: 約1000万
理科大: 約900万
これだけの違いがあるため理系では私大が基本的に選択肢に入らず、場合によっては親に私大を禁止される家庭も出てくる。そうなるともはや首都圏には理系優秀層の受け皿がないのがわかる。
学費を考えるならば私大に行かせるよりも国立に進学させて寮 or 賃貸で下宿、4万程度の家賃を6年負担した方が良い。こちらの方が安上がりで、学びの環境も良く、一人暮らしも経験させられる。(光熱費・食費等は実家にいてもかかる為計算から除外した。)
最終的な進学先・地方大の関東出身者植民地化
首都圏に生まれ、東大・東工大に行けない程度の理系優秀層は、説明したように進学先がないという業を背負う。
私立に行くインセンティブは薄く、地方国立で一人暮らしした方が費用面・学習面でのメリットが大きい。という訳で自然な帰結として、彼らは北大・東北大・筑波大といった東側の地方国立大へ都落ちする。ギリギリ関東の筑波はともかくとしても、北大・東北大は関東出身者の割合が高まっており、植民地化が進んでいるのが見て取れる。他にも、人によってはこの選択に至るまで学歴のプライドやイメージが絡んできたりするが、長いので割愛する。
総括
首都圏の理系学生の受け皿が弱いことについて説明した。これは「理系が恋愛できない理由」で書いた、「理系は学内で恋愛できないので学外で出会いを探すしかない 」という話に繋がってくる。
学外で出会いを探す場合は都会が有利だが、地方の国立に行くと不利になってしまう。つまり、都内に通う選択肢が取りにくい理系優秀層は恋愛で苦戦しやすいのだ。


大学院進学予定だったら、恋愛なんて軟弱なことをしている余裕はないですよ。 専門を究めないといけないんですから。
研究は大事ですが、同世代と同じように恋愛を楽しむのも大事だと思ってます