楽天が執念の一勝 吉井新監督、3戦目で初白星―プロ野球
終盤に劣勢を何度もはね返した。 楽天が劇的な延長十二回サヨナラ勝ち。吉井新監督は指揮して3戦目で初白星を挙げ、「本当に選手が頑張った。私は邪魔をしないようにしていただけ。ウイニングボールも(プロ初勝利の)中込が持っていった」とほほえんだ。 【写真特集】プロ野球の歴代首位打者 1―4で迎えた七回。2四球に4安打を絡め、4点を奪って逆転に成功した。直後の八回表に2ランを浴びて試合をひっくり返されても、粘り強く戦った。 1点を追う九回。四球と単打で好機をつくると、浅村は二ゴロ。バットが折れた緩い当たりが幸いして同点。延長十一回に二塁手黒川のミスから勝ち越し点を献上しても、その裏に浅村のソロで追い付く。そして延長十二回。2死走者なしから石原が四球を選ぶと、代走小深田が二盗に成功。黒川は前進守備の左翼手の頭上を越える決勝打を放った。 この日は東京ドームでの主催試合で、スタンドの大半が楽天のファンや関係者で埋まっていた。好機をちぐはぐな攻撃でつぶしたり、守備のミスで点を失ったりと完璧な戦いではなかった。それでも執念は示した。