小林よしのり

血統よりも世襲が大事だ。

小林よしのり

皇室・皇統問題
2026年6月21日 21:10

旧宮家という「身分」があると人々は思っているのかもしれない。

人々はいまだに皇族になっても大丈夫な尊い身分があると思っているに違いない。

だから旧宮家の「養子案」が良い案だと思ってしまうのだ。

人々は、日本社会は今の皇族以外は「平等」で、他に尊い身分家柄血筋などは一切ない、ということを、知らないのだ。

だから「宮さま詐欺」がまだまだ通用する素地があるのだ。

だから竹田恒泰が、どんなに下衆な人品でも、「宮さま」と呼んだりする人々がいる。

自民党や、維新の会の国会議員でも、皇位継承問題の勉強会には、竹田恒泰を当事者だと思って呼んで、講演させたりするのだ!

麻生太郎の妹が皇族に嫁いだからと言って、麻生太郎が皇族になったわけではない。

麻生太郎は醜い権力争いをしているだけの一般国民でしかないのだけれど、皇族とも繋がっている特別な家柄であるという意識を持ってしまっている。

だから皇位継承問題は、麻生太郎に任せておこうとなってしまう。

国会議員が、この国は「平等」という意識が希薄なのだ。

国会議員が、日本国には特別な家柄や門地があると思い込んでいる。

日本人は天皇制がある限り、国民は「平等」という意識が育たないのかもしれない。

そういう意味では、天皇制はなくした方がいいと考えるリベラルな人々がいても仕方がない。理は通っている。

憲法を改正して、第一章を天皇にしなければ、天皇制は消滅する。

血統が途絶えても、天皇がなくなることはないが、将来、人柄が下衆であったり、下品なふるまいをしたり、公務をさぼったり、犯罪を冒したりするような皇族が現れれば、国民は天皇制廃止を選ぶかもしれない。

もう今からの天皇は「血統」ではない。「人格」が一番だ。

「人格」を育てるには、「世襲制」が一番大事で、「血統」は関係ない。

「男系」なんて、タリバンと同じだ。男尊女卑だ。

「男系」を国民の象徴にしてしまっては、国民の敬意や尊敬を集められない!