東京都の出生数9年ぶりに増加 小池知事「取り組みが共感を得られたのではないか」
東京都の小池知事は、厚生労働省が調査した人口動態の速報値で、去年1年間の都内の出生数が8万8518人、前年と比べて1.3%増加したことを受けて、「率直に嬉しい」と喜びを語りました。
小池知事は2016年に知事に就任して以降、「チルドレンファースト」を掲げ様々な施策を進めています。
小池知事は厚生労働省の調査結果で9年ぶりに都内の出生数が増加に転じたことについて「出会いから、結婚、出産、子育て、教育とシームレスに取り組んできて多くの方々から共感を得られたのではないか」と述べました。
また、婚姻数が2年連続で増加したとして、今後のさらなる出生数の増加につながる「明るい兆しを示すのではないか」と述べました。
一方、国全体の出生数は10年連続で過去最少を更新したことについては「都の先駆的な取り組みを国をあげた取り組みに発展させていくことが大切」だとして、国との連携を強化していく考えを示しました。
現在、開会中の都議会定例会では来年度予算案が審議されていて、予算案で大きな割合を占める事業のひとつが「チルドレンファースト」の政策です。都は、婚活・結婚支援事業や不妊治療にかかる費用の助成拡大など、あわせて2兆2082億円を計上しています。
小池知事は「どういう政策を優先するかは地方自治としての判断であり、これが結果を出しつつあるのではないか」と述べました。