高市早苗首相がフランスでのG7サミット(先進7カ国首脳会議)から帰国して、真っ先にオールドメディアが話題にしたのは、昨年秋の自民党総裁選や今年2月の衆院選での対立候補への中傷動画を作成したとする男性と、高市事務所の公設秘書が「面識」があるなしの話題だった。
オールドメディアの一部は、この首相の秘書が「面識がない」とした高市首相の発言を「虚偽発言」として、19日の国会で立憲民主党が追及していることを大々的に報じた。「私自身も秘書も面識のない方だ」と高市首相は先月11日に国会で答弁していた。だが、週刊文春の報道でその動画作成者が高市事務所の秘書らとオンライン会議を行っていることをもって「面識」があり、高市首相の発言は「虚偽発言」ということのようだ。
高市早苗首相「記憶ないと報告受けている」 中傷動画巡るオンライン会議への秘書の参加
政府・与党は国会開会中は攻められる
ネットを見ると匿名を含め「このような発言では有事に対応できない」「首相の素質がない」と批判する人たちがいる。この中傷動画問題は、この2カ月近く、ワイドショーやニュースショーでも頻繁に取り上げられ、高市首相批判に利用されていた。
そのためなのか、あるいは同時に頻繁に石油由来のナフサ「不足」が高市政権のせいだとして批判も激しく、内閣支持率が徐々に低下してきている。国会の会期中は、何かと政府・与党は攻められる側で、「人気」を落とすのが通例である。
いい加減、この種のパターンを理解したいところだが、それでも相変わらずのオールドな展開に乗る人も多い。「証人喚問だ」「参考人で国会に呼べ」といった「疑惑」の解明とかで真剣に発言する人たちもいる。