【脅威】“殺人熱波”に豪雨、“ノロノロ迷走”大型台風も…史上最強レベルのスーパーエルニーニョ襲来!?今夏は異常気象に警戒
専門家が2026年の夏に起こる恐れがある“史上最強レベル”のスーパーエルニーニョに、警鐘を鳴らしています。日本は猛烈な暑さとなり、各地で集中豪雨が頻発、そしてノロノロ進む大型台風に見舞われる恐れも。2026年の日本の夏はどうなってしまうのでしょうか…異常気象に詳しい三重大学大学院の立花義裕教授が解説します。 【ナゼ】「崩れそうで怖い」渋谷の高級住宅街に巨大な“盛り土” 裁判所が工事中止の判断も…住民怒りのワケとは?
■史上最強のスーパーエルニーニョが襲来?すでに世界各地では“異常気象”
5月時点で早くも世界各地で気温が上昇していて、ロンドンは5月26日に35.6℃となり5月の国内最高を更新。フランス西部では、5月28日に最高気温37.8℃、5月23~24日には、中国・重慶市で大雨による洪水が起き、9人が死亡、11人が行方不明となったということです。 ベトナム・ハノイでは5月27日に最高気温が41℃に、さらにインド北部では5月19日に最高気温が48.2℃になり、5月22日には熱中症で少なくとも16人が死亡したということです。 気象庁によると、日本でも5月の平均気温は歴代2位の高温で、50地点で過去最高を記録したということです。
6月10日、気象庁は「2026年の春から、エルニーニョ現象が発生しているとみられ、今後、秋にかけて続く見込み」と発表しました。 通常、エルニーニョが発生すると、東から西に吹く東風(貿易風)が弱まり、本来は西の方にある海面水温が高い場所が東にズレて、西の方は海面水温が低くなります。その結果、日本は冷夏となる傾向があります。
しかし、気象庁によると、2026年は「全国的に平年よりも気温が高くなる見込み」で、6~8月の平均気温の見通しは、西日本・東日本は高い確率が70%で、北日本も60%となっています。いったい、なぜなのでしょうか?
三重大学大学院・立花義裕教授によると、「2026年はほぼ確実に、スーパーエルニーニョが発生する。“史上最強レベル”になる恐れもあり、世界中が猛烈な暑さになる」ということです。 (三重大学大学院・立花義裕 教授) 「スーパーエルニーニョは基本的にエルニーニョと同じです。貿易風が弱いので、西にある海面水温が高い場所が東に行きます。ところが、近年は温暖化で、そもそも海面水温が高いため、西に溜められている熱い海の水というのは、深い所まで熱いんです。だから、東に行ったとしても、西にも熱い水が残り、海全体が熱くなってしまい、熱が世界中にばらまかれて、世界中が猛暑になります。しかも水温が高いから、水蒸気もたくさん上がります。それが雨になって、世界中で豪雨が起きるということです」