茨城県西部メディカルセンター不正会計 職員着服3000万円超か 筑西市長が報告
茨城県筑西市大塚の県西部メディカルセンターで職員による不正会計があった問題で、筑西市の設楽詠美子市長は19日、市議会定例会最終日の本会議で、着服額は3000万円以上の可能性があると報告した。病院が県警筑西署に被害届を出したという。着服があった時期や職員の所属など詳細は明らかにしていない。
設楽市長によると、2月6日に病院側から着服額が1000万円以上の可能性と、着服した職員が弁済する意向があるとの報告を受けた。3月4日には着服額が3000万円以上となった。設楽市長は同26日、管理体制の再構築や再発防止を求める注意書を前理事長に手渡した。職員は既に懲戒解雇、前院長と事務部長も減給処分となった。
職員が着服した回数について、設楽市長は報道陣の取材に「1回だけではないと聞いている」と語った。
市議会は、事実確認や原因究明のための調査特別委員会を設置した。
地方独立行政法人「県西部医療機構」が運営する同病院は、市が設立団体となっている。不正会計を巡っては、12日の市議会全員協議会で設楽市長が説明し、病院側も茨城新聞の取材に職員の着服の事実を認めていた。