【阪神】伏見寅威、開幕8連勝の高橋遥人の剛球は「捕るのが怖い」…相次ぐ完封勝利も「2、3回やっていくと怖くなってきて(笑)」独占インタビュー(2)
阪神・伏見寅威捕手(36)が18日までにスポーツ報知のインタビューに応じた。昨年11月に日本ハムからトレード移籍し、阪神へ入団。プロ4年目の今季は高橋遥人投手(30)とのコンビで、すでに4完封を成し遂げた。無双している左腕のすごさ、開幕から無傷の8連勝を成し遂げている要因を語った。全3回の2回目。(取材・構成=藤田 芽生、小松 真也) 【動画】ドラ1対決は立石の勝ち!竹丸から会心プロ1号!!しかも逆方向!!! ―高橋に対しても遊び心を持って、リードしている 「そういう好奇心みたいなのはありますね。球種が多いんで。よくみんなからいいと言われるツーシームやスライダーは割合で見たら多くなるんですけど、他のボールを使ったらどうなるんだろうっていうのは常に思っていて。それをたまに使ってみたりして、使えそうだったらちょっと多めにいこうとかを考えながらやってますね」 ―映像の中の遥人の球と、実際に捕ってみての違いは 「想像以上でしたね。捕るのが怖いって思うぐらい球が強いし、変化球のキレもすごい。反応できるかなと思うぐらい。これは映像で見ていたよりも、すごいなと感じましたね」 ―タイプとしてはこれまで受けてきた誰に近い 「誰だろうな。でも、宮城は同じ左で、軌道は似てる感じはします。噴き上がってくるような真っすぐで刺しこめるっていうのは、似ている感じはありますね。低めが伸びてくるじゃないですか、バチンと。高めにいっても意外と刺し込んだりする。ここに来いってところに伸びてきているかな」 ―5月29日のロッテ戦ではカットのキレが鋭く、池田が空振りしたのに、右太ももに当たった 「曲がり幅はカットボールで小さいんですけど、投げた時にクッてかかってるから、真っすぐに見えるんですよね。打ちにいったら曲がって、当たる。それぐらいすごい変化球ということです」 ―印象に残ってる試合は 「やっぱり3月28日の巨人戦(東京D)の完封はうれしかった。でも全部うれしいですね。完封なんて普通は年に1回か2回。去年は伊藤大海(日本ハム)との1回だけだと思う。だから完封が一発目に来たと思って大喜びしたんですけど、その後、2、3回ってやっていくと怖くなってきて(笑)。遥人も最初、こんなに完封できると思ってなかったと思うけど、続くとある程度の投球をすればこうなると思ってきてたんじゃないかなと。ガッツポーズもだんだん(派手ではなく控えめに)『よし』みたいな感じになっていたから(笑)。やることやれば抑えれるみたいな時期だったんでしょうね」 ―捕る時、驚くことはないか 「全然あります。コントロールがいいからまだ捕れる。これで球があっちこっちにいく投手だったら捕れないかもしれない。それぐらい、いい球を投げてますね」 (3へ続く) ◆伏見 寅威(ふしみ・とらい)1990年5月12日、北海道生まれ。36歳。東海大四(現東海大札幌)から東海大を経て12年ドラフト3位でオリックス入団。22年オフに国内FA権を行使し、日本ハムに移籍。昨年11月に交換トレードで阪神に加入した。今季は29試合に出場して、打率は1割9分2厘。182センチ、89キロ。右投右打。既婚。
報知新聞社
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