ロープなしで投げ出されたのは、ブラジル・サンパウロ州リメイラの地上約40メートルにかかる橋からだった(SNSより)
SNSには、実際に命綱なしのマリアさんが、スタッフによって投げ落とされる様子を写した動画が、さまざまな画角から投稿されている。投げ下ろした直後、カメラの背後からは「ロープ!」と叫ぶ声が聞こえていた。SNS上では「AIじゃないのか」「オーマイゴッド」「(スタッフが)わざと投げ落としているようにしか見えない」などといったコメントが相次いだ。
サンパウロ州のアンドレア・ダンタス・レヴィ警察署長は現地メディアに対し、ロープジャンプのスタッフらは「許可を得ていない」団体だったなどとコメントしている。
「ブラジルの法律上、バンジージャンプの規制基準はあるものの、ロープジャンプを規制する基準は曖昧でした。安全性が重要視されるイベントを無許可団体が運営できていたこと自体、信じられないことですが……リメイラ市は『橋の管理責任は連邦政府にある』と主張し、政府を訴える旨を発表しています」
地元メディアによると、マリアさんの母親であるヴァルデニア・ロドリゲスさんは事件後、自身のソーシャルメディアに以下のような声明を投稿したという。
《あの忌まわしいロープが、あなたを永遠に私から奪い去ってしまった。愛する娘よ、あなたはもういない。ここに残されたのは、痛みと切ない想いだけ。永遠にあなたを愛しているわ》
マリアさんのインスタはすでに投稿が削除されており、婚約者や遺族らは深い悲しみに打ちひしがれているのだろう。