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発達障害かも? 恩師の医師に相談

成長とともにおさまるはずと願っていましたが、むしろ問題行動が増えていく現状に、当時の私は母親としても医師としても、違和感を覚え続けていました。

私の専門は内科でしたが、子どもの発達や障害に関する論文を読みあさり、大学病院の小児科に入り直し、臨床研修医として勉強をはじめました。そこで、その恩師である医師に、落ち着きがなく、すぐ暴れる息子について相談したところ、こだわりや多動や衝動性は、発達障害の症状に当てはまるのではないかと言われました。初診で、おそらくタロウにはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動症)があるのではないかと言われ、服薬治療をスタートすることになりました。今でいうグレーゾーンです。

この服薬治療も当時はまだ手探りの状態で、効果があるかどうかはわからないけれど試してみようという見切り発車でした。おそるおそる息子に薬を飲ませてみると、別人かと驚くほど効果があったのです。何かというと暴れて物を壊したり家の窓ガラスを割ったりしていたタロウは、目に見えて落ち着きました。毎日30分以上かかっていた登校時間は5分で行けるようになり、学校でのトラブルもかなり減りました。

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ただ、当時飲んでいた薬は中枢神経を刺激する強い薬剤(現在は厳しく流通管理され、ナルコレプシーのみに使用されています)で依存性が高いとのことで、ほどなく別の安全な徐放剤に変更となりました。それが、現在でも広く使われているメチルフェニデートです。また、赤ちゃんの頃からそうですが、興奮状態が続くため夜眠れないという悩みを解決するため、体内リズムを整えたうえ、夜に眠れるようにする睡眠改善薬のメラトニンを飲みはじめました。

当時、このメラトニンは日本未上陸の薬でしたが、藁にもすがる思いで海外からのサプリメントを自費で購入したのです(現在では保険適応もされているので、輸入しなくても処方がきるようになっています)。すると、真夜中でも興奮して元気いっぱいに動き回っていた息子が夜にぐっすりと眠れるようになりました。

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