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【高校野球】浦学、徳栄の2強が軸


 緊張感に包まれた会場で、各校の主将たちは硬い表情のままくじを引いた。開幕試合や好カード、シード校の隣が次々に決まると会場がざわめいた。細田学園の福井主将が選手宣誓を引き当てた時には拍手が湧き起こった。139チーム150校の対戦カードが決まり、3年生にとって最後の大会がいよいよ目前に迫ってきた。

 今夏の埼玉は春県王者の浦和学院とセンバツ8強の花咲徳栄の両Aシードが大会の中心となる。浦和学院は玉栄、藤沢の1、2番を筆頭に切れ目のない打線が魅力。一度打ち出すと止まらない爆発力で大量得点が狙える。投手陣の枚数も豊富で、正遊撃手もこなす伊藤、本格派右腕の日高のほか佐々木、西村、城間など実力派がそろう。

 花咲徳栄は無尽蔵のスタミナを持つ黒川が絶対的エースに君臨する。秋季大会10試合のうち8試合で先発し、無敗。春の登板は1回●のみだが、夏ではフル稼働に期待したい。打線は笹崎、佐伯、奥野の強力な中軸が打点を稼ぐ。

 2強を追うのはBシード勢の昌平と立教新座。昌平は昨夏準優勝時のメンバーのうち出塁率の高い大倉ら半数近くが残り、野手陣は地力十分。投手陣の成長次第では十分に優勝を狙える。25年ぶりに春4強入りした立教新座は三ツ橋、赤沢ら巧打も長打もある上位打線が強力。リードしたまま中盤を終えればエース筒井が締めくくる。

 Cシード以下にも堅守を誇る上尾や投手力に優れる浦和麗明など、Bシード勢に迫る実力校が多い。この中から浦学・徳栄2強の牙城を崩すチームが現れるか、注目したい。
2026/06/18 09:20:00
記事提供:埼玉新聞

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