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いい音爆音アワー vol.173 スポーツと音楽♪

イベント実施日:2026年5月13日(水)/会場:3313アナログ天国

「スポーツと音楽」と言っても、その関係性にはいろいろパターンがありますね。今回はとにかく、まずよいと思う曲をピックアップした後、それらを関係性別に並べてみました。その関係性とは、…
▶スポーツ業界から依頼されてつくった曲
▶依頼されてないけどスポーツ業界のためにつくった曲
▶スポーツ業界のためにつくったわけじゃないけどスポーツ業界に使われてる曲
▶スポーツ業界のためにつくったわけじゃないしスポーツ業界に特に使われてもない曲
の4パターンです。これ以外のパターンはたぶんないでしょ?…

▶スポーツ業界から依頼されてつくった曲

1. 古関裕而(演奏:コロムビア吹奏楽団)「スポーツ・ショー行進曲」

戦後まもなくNHKが「スポーツ・ショー」という番組をスタートし、古関裕而さんにテーマ音楽を依頼しました。「スポーツ・ショー行進曲」というタイトルだけではどんな曲かピンとこないかもしれませんが、その後、様々なスポーツ番組でも広く使われているので、少し聴けば、ああこれかと、たいていの人は分かると思います。
古関さんは、古賀政男、服部良一と並んで戦前から大活躍した作曲家です。戦時中は「露営の歌」など、たくさんの軍歌を手掛けましたが、「日本のスーザ*」と呼ばれるくらい行進曲が得意で、スポーツ関連の曲も多いです。東京オリンピック(1964)の「オリンピック・マーチ」、夏の甲子園の「栄冠は君に輝く」もそう。阪神タイガースの球団歌「六甲おろし」、巨人の応援歌「闘魂こめて」、早稲田と慶応、両校の応援歌も古関さん、というすごい人です。
この音源は1970年に発売された『古関裕而大全集(第2集)戦時歌謡・スポーツ編』のためにコロムビア吹奏楽団が再録音したものです。

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シングル(1949年4月発売)
アルバム『古関裕而大全集(第2集)戦時歌謡・スポーツ編』(1970年1月発売)収録
作曲・編曲:古関裕而
レーベル:日本コロムビア

*スーザ:ジョン・フィリップ・スーザ。「雷神」「ワシントン・ポスト」「星条旗よ永遠なれ」など100曲を超えるマーチを作曲。


2. Francis Lai「Treize Jours en France(白い恋人たち)」

1968年にフランス・グルノーブルで開催された第10回冬季オリンピックの際、クロード・ルルーシュ[Claude Lelouch]監督によって記録映画「白い恋人たち(原題:13 Jours en France)」が制作された。その主題曲がフランシス・レイに依頼されました。映画も音楽も大ヒットしました。レイはルルーシュ監督の映画音楽を多数手がけていて、1966年の「男と女」も有名です。
日本では1968年11月の映画公開に合わせ、キングレコードからシングル・レコードのサウンドトラック「白い恋人たち ~グルノーブルの13日間~」が発売されました。また1993年には『「白い恋人たち」オリジナル・サウンドトラック』というアルバムがCDで発売されています。
OST シングル「白い恋人たち ~グルノーブルの13日間~」(1968年発売)収録
OST アルバム『「白い恋人たち」オリジナル・サウンドトラック』(1993年発売)収録

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作詞・作曲:Francis Lai
レーベル:Seven Seas(キングレコード)


3. Vangelis「Chariots of Fire (Titles)(炎のランナー)」

1981年のイギリス映画「炎のランナー」を監督したヒュー・ハドソン [Hugh Hudson]が、ギリシャの音楽家ヴァンゲリスのいくつかの作品に感銘を受けて、サウンドトラックを依頼しました。ヴァンゲリスにとっては初のメジャー映画の仕事で、このサウンドトラック・アルバムとメインテーマ曲のシングルがともに全米1位の大ヒットになったことで、作曲家として大ブレイクしました。
映画音楽にシンセサイザーを持ち込んだのはこれが初めて、という説もあります。すべての楽器の演奏もヴァンゲリス自身が担っています。

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シングル(1981年4月発売)
OST アルバム『Chariots of Fire(炎のランナー)』(1981年3月発売)収録
作曲:Vangelis/プロデュース:Vangelis
レーベル:Polydor
全英12位、全米1位 アルバムは全英5位、全米4週連続1位
・イギリス映画「炎のランナー」(20世紀フォックス/監督:Hugh Hudson/1981年3月30日公開)のサウンドトラック
・1982年の第54回アカデミー賞にて、作品賞、作曲賞など4部門を受賞。


4. Vangelis「Anthem – 2002 FIFA World Cup Official Anthem」

ヴァンゲリスが、2002年の日本・韓国共同開催による「FIFA World Cup」のために書き下ろした曲です。
シンセはヴァンゲリス自身が演奏、“鼓童”の和太鼓と韓国の金徳洙[キム・ドクス]のサムルノリ・パーカッションが参加しており、音楽でも日韓共同作業がなされています。
マキシ・シングル(2002年3月27日発売)

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作曲・編曲:Vangelis
レーベル:Sony Music Entertainment
オリコン5位、全英98位
・打楽器=鼓童(和太鼓)/金徳洙[キム・ドクス](サムルノリ)


▶依頼されてないけどスポーツ業界のためにつくった曲

5. ディアマンテス「野茂英雄のテーマ・HIDE〜O」

"DIAMANTES”はペルー出身の日系三世、アルベルト城間を中心に、1991年、沖縄で結成されたバンド。1995年に大リーグに移籍した野茂英雄投手を応援する気持ちを込めて、シングルとして、95年8月15日にリリースしました。
よく知られたジャマイカ民謡「Day-O (The Banana Boat Song」のカバーソング、というか替え歌です。

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6th シングル(1995年8月15日発売)
作詞:Stan Esecson/作曲:traditional/プロデュース:Peter Hume
カバー:ジャマイカ民謡・労働歌でtraditional。原題「Day-O (The Banana Boat Song」。最も有名なのはHarry Belafonte
レーベル:Mercury Music Entertainment (日本フォノグラム)


6. TIGERS FREAKS BAND「嵐は西から」

2003年に、『阪神タイガース優勝祈念 CD:Victory ~猛虎に捧ぐ Tribute To HANSHIN TIGERS~』というアルバムがリリースされました。2003年と言えば阪神が18年ぶりにリーグ優勝した年。それに伴って企画されたアルバムかと思いきや、「記念」ではなく「祈念」とあるように、実は2001年、最下位連続4年目という暗黒時代に、既に準備が始まっていました。某虎キチ、すなわち阪神“命”の中嶋某[なにがし]という男が、「自分に何かできることはないか」と一念発起して、やはり虎キチのミュージシャンたちをかき集めて、制作したのが2002年。そして2003年のシーズン開幕日である3月28日に、このタイガース応援アルバムのリリースを果たしたというわけなんですね。
すると、その虎キチたちの熱い思いが天を動かしたのか、星野仙一監督の2年目だったそのシーズンは快進撃で、7月にはもうマジックが点灯しました。
そこで急遽8月にシングル・カットしたのが「嵐は西から」です。この曲は虎キチミュージシャンを代表して石田長生が作詞・作曲・編曲・プロデュース。コーラスなどで参加した虎キチはChar (g&vo)、Jesse(RISE)(vo)、ウルフルケイスケ(g,vo)、中川敬(SOUL FLOWER UNION)(vo)、サンプラザ中野(vo)、杉本恭一(LA-PPISCH)(vo)、三代目魚武濱田成夫(vo)、松村邦洋(vo)などなど、錚々たる顔ぶれです。
ジャケットのイラストは「デイリー・スポーツ」で四コマ漫画を連載していた緑川ヒロユキさんに依頼、価格は星野仙一にちなんで1,001円にしたそうです。細部まで“虎愛”に溢れた作品です。
マキシシングル(2003年8月26日発売)

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アルバム『阪神タイガース優勝祈念 CD::Victory ~猛虎に捧ぐ Tribute To HANSHIN TIGERS~』(2003年3月28日発売)収録
作詞・作曲・編曲・プロデュース:石田長生/総合プロデュース:中嶋拓
レーベル:阪神コンテンツリンク/エニライツ/ミュージックマインID


▶スポーツ業界のためにつくったわけじゃないけどスポーツ業界に使われてる曲

7. Edward Meeker「Take Me Out to the Ball Game(私を野球に連れてって)」

MLBのドジャースの試合を観ていると、7回表が終わった後に、観客みんなでこの歌を唄いだします。ジーン・ケリーとフランク・シナトラが主演の同じタイトルの映画(1949年公開)があるので、その主題歌としてこの曲がつくられたと思っていたら、なんと1908年につくられ、ヒットもしていました。作詞:ジャック・ノーワース、作曲:アルバート・フォン・ティルザーですが、なぜか二人とも野球そのものにはあまり興味がなかったらしく、MLBの試合を初めて観たのはノーワースが1940年、フォン・ティルザーが1928年だそうです。
で、1934年くらいから野球の試合で時々演奏されるようになり、76年からは7回表の後にこの曲を唄うアナウンサーが現れて、広まっていきました。
今回は1908年にエドワード・ミーカーという人が歌った音源を選びました。その時代ですからレコードはまだ“シリンダー”で、1908年9月に「Edison's National Phonograph Company」から発売されました。
シリンダー(1908年9月発売)

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作詞:Jack Norworth/作曲:Albert Von Tilzer
レーベル:Edison's National Phonograph Company


8. クリエイション「Spinning Toe Hold」

「Spinning Toe Hold」というのはプロレスの技の名前。この曲にその名をつけたのは、単に作曲者の竹田和夫がプロレス好きだったから。1977年3月発売のクリエイションの3rdアルバム『PURE ELECTRIC SOUL』に収録されました。すると、「Spinning Toe Hold」を得意技としていた“The Funks”(兄Dory Funk Jr.と弟Terry Funk)が、この曲の存在を知り、入場テーマ曲として使いたいと言ってきました。当時は今では考えられないほどプロレス人気が高かったので、この曲はシングル・カットされ、広く知られることになりました。

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2nd シングル(1978年2月5日発売)
3rd アルバム『PURE ELECTRIC SOUL』(1977年3月5日発売)収録
作曲:竹田和夫・樋口晶之/編曲:クリエイション
レーベル:東芝EMI


9. Jigsaw「Sky High」

これもプロレスです。仮面貴族ミル・マスカラス[Mil Máscaras]というメキシコ人プロレスラーの入場曲に使われていたのが、ジグソーの「Sky High」という曲です。他にもプロ野球で、二岡智宏(巨人〜日ハム)や八木裕(阪神)の登場曲としても使われました。
これは、Jigsawという英国のポップロックバンドの曲で、もともとは映画「The Man from Hong Kong(スカイ・ハイ)」の主題歌としてつくられ、1975年8月にリリースされました。全米3位のヒットになり、このバンド唯一のヒット曲です。日本でもオリコン2位(洋楽1位)の大ヒットでしたが、こちらはミル・マスカラスのおかげだと思います。

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シングル(1975年8月発売)
5th アルバム『Sky High』(1975年発売)収録
作詞・作曲:Clive Scott, Des Dyer/プロデュース:Chas Peate
レーベル:Splash (UK) / Chelsea (US)
全英9位、全米3位、オリコン2位(洋楽1位) アルバムは全米55位
・Des Dyer - drums, lead vocals
Clive Scott - keyboards
Richard Anthony Hewson - arrangements


10. Gerry and the Pacemakers「You'll Never Walk Alone」

元々は1945年のミュージカル「Carousel(回転木馬)」の劇中歌として、作詞:オスカー・ハマースタイン2世、作曲:リチャード・ロジャースのコンビで書かれた曲を、リヴァプールのバンド"Gerry and the Pacemakers"が、3rdシングルとして、1963年にカバーしました。ボーカルのジェリー・マースデン[Gerry Marsden]がこの曲をリリース前に、地元のサッカーチーム「Liverpool F.C.」の監督ビル・シャンクリー[Bill Shankly]に聴かせたところ、彼は気に入り、その曲をクラブソングにすることを即決しました。そして曲は10月にリリースされ、4週連続で全英1位というヒットになりました。
以来60年以上、Liverpool F.C.のホームでの試合は開始前に必ず、サポーター全員がこの歌いつつ、PAからはGerry and the Pacemakersの音源が流れる、というルーチンが続いているそうです。またLiverpoolだけではなく、その後、スコットランドの「セルティックFC」や、日本の「FC東京」他、世界各国のサッカーチームがこの曲をクラブソングに採用しています。

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シングル(1963年10月発売)
1st アルバム『How Do You Like It?』(1963年10月発売)収録
作詞:Oscar Hammerstein II/作曲:Richard Rodgers/プロデュース:George Martin
カバー:オリジナルはミュージカル「Carousel」(1945)の劇中歌
レーベル:Columbia (EMI) (UK) / Laurie Records (US)
全英4週連続1位、全米48位 アルバムは全英2位


11. Queen「We Will Rock You」

Queenの「A Day at the Racesツアー」中のイングランド・スタッフォードでのコンサートで、アンコールも終えて引き上げたあと、先程の「You'll Never Walk Alone」を歌い始めたそうです。メンバーはみな感動し、ブライアン・メイはこういうアンセム的な曲をつくりたいと思い、できたのが「We Will Rock You」でした。
そして思惑通り、いや思いを遥かに超えて、あらゆるイベント、特にスポーツのアンセムとして、世界中で今も広く使われています。スポーツ会場で観客を盛り上げるために流す音楽を「Jock Jams」と言いますが、ビルボード誌は2017年に、「We Will Rock You」を史上最高のジョックジャム第1位に選出しました。米国の著作権管理団体BMIの使用料ランキングで、NFL(アメリカン・フットボール)・NHL(アイスホッケー)・MLB(野球)、いずれにおいても常に1位だそうです。

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リード・シングル「We Are the Champions(伝説のチャンピオン)」(1977年10月7日発売)のB面
6th アルバム『News of the World(世界に捧ぐ)』(1977年10月28日発売)収録
作詞・作曲:Brian May/プロデュース:Queen, Mike Stone
レーベル:EMI (UK) / Elektra (US)
アルバムは全英4位、全米3位、オリコン3位


12. Queen「We Are the Champions(伝説のチャンピオン)」

そして、Queenにはもう1曲、絶対的なスポーツ・アンセムがあります。「We Are the Champions(伝説のチャンピオン)」。こちらはフレディ・マーキュリー作です。これもスポーツの種類は問わず、勝利の場面で流れるアンセムとして定着しており、特に1994年のFIFAワールドカップでは公式アンセムとしても採用されました。
この2曲、彼らの6th アルバム『News of the World(世界に捧ぐ)』(1977年10月発売)の1曲目と2曲目に収録されていまして、「We Are the Champions」がA面、「We Will Rock You」がB面のシングルとしてもリリースされました。LPでは曲間が短く、ほとんどつながっているので、当時ラジオではこの2曲を続けて流すことが多かったそうす。

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リード・シングル(1977年10月7日発売)
6th アルバム『News of the World(世界に捧ぐ)』(1977年10月28日発売)収録
作詞・作曲:Freddie Mercury/プロデュース:Queen, Mike Stone
レーベル:EMI (UK) / Elektra (US)
全英2位、全米4位 アルバムは全英4位、全米3位、オリコン3位


13. ピンク・レディー「サウスポー」

ピンク・レディーの7枚目のシングル「サウスポー」が野球をテーマにしていますね。1978年3月発売。作詞:阿久悠、作編曲:都倉俊一。ピンク・レディーのヒット曲はほぼすべてこのコンビですね。「王選手らしきバッターと女性のサウスポー・ピッチャーの勝負」という内容ですが、阿久悠さんが、1977年のオールスターゲーム第2戦の4回表に、パ・リーグの左腕投手・永射保[ながいたもつ](クラウンライター・ライオンズ=現・埼玉西武ライオンズ)がセ・リーグの王貞治に対して、アンダースローからの大きなカーブで空振り三振に仕留めた投球に感銘を受けて、この歌詞を書いたそうです。
この曲は高校野球の応援などでは、山本リンダの「狙いうち」と並んで、しょっしゅう使われていますね。あと、中日ドラゴンズの私設応援団「中日ドラゴンズ応援団」で、2014年からチャンステーマとして替え歌が使われていて、フレーズが「みなぎる闘志を奮い立て お前が打たなきゃ誰が打つ」なんですが、19年に中日の与田剛監督から「選手を“お前”呼ばわりするのはいかがなものか」とクレームが入り、使用を自粛したけど、22年からまた復活しているそうです。

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7th シングル(1978年3月25日発売)
作詞:阿久悠/作曲・編曲:都倉俊一
レーベル:ビクター音楽産業
オリコン初登場1位


▶スポーツ業界のためにつくったわけじゃないしスポーツ業界に特に使われてもない曲

14. 灰田勝彦「野球小僧」

1936年にデビューして、戦前から大人気歌手だった灰田勝彦さん。当時の芸能界随一の野球好きで、関係者を集めた野球チームで、還暦過ぎまでピッチャーを務めたそうです。「歌の合間に野球をするのか、野球の合間に歌を歌っているのか」なんて言われていたとか。
1951年には自らプロデューサーとなって「歌う野球小僧」という映画をつくり、主演もし、主題歌を歌いましたが、それが「野球小僧」です。大ヒットして、当時の野球少年たちはみんなこの歌を口ずさんでいたそうです。

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シングル(1951年7月発売)
作詞:佐伯孝夫/作曲:佐々木俊一
レーベル:日本ビクター


15. 矢野顕子「行け柳田」

矢野顕子による、読売ジャイアンツにいた柳田真宏選手への私的応援歌。1977年8月に発売された2ndアルバム『いろはにこんぺいとう』に収録され、シングル・カットもされています。
1977年は長嶋茂雄の第一次監督時代の3期目。この応援歌のおかげかどうか、柳田はこの年が最も成績がよく、打率3割4分、ホームラン21本、「最強の五番打者」と言われました。ちなみにこの歌の中には、当時のバッティングオーダーが歌いこまれています。
またちなみに、このシングルのB面「HELLO THERE」という曲も、やはり野球がテーマのNHKの銀河テレビ小説シリーズ「夏草の輝き」の主題歌でした。
またまたちなみに、今年の3月に最新シングルとして「LIFETIME BASEBALL」という曲が配信されました。

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第2弾シングル(1977年発売)
2nd アルバム『いろはにこんぺいとう』(1977年8月5日発売)収録
作詞・作曲:矢野顕子/プロデュース:矢野誠
レーベル:日本フォノグラム


16. Israel Kamakawiwo'ole「Tengoku Kara Kaminari (Thunder from Heaven)」

イズラエル・カマカヴィヴォオレ、通称IZ [イズ]は、1997年に38歳で亡くなったハワイの歌手。体重340kg以上という巨漢で、死因も肥満だったそうです。その巨体が生み出す深みのある、でも甘く優しい歌声が魅力で、「Over the Rainbow(虹の彼方に)」をカバーした「Somewhere Over the Rainbow」は広く長く愛されています。
1995年に発売された3rdアルバム『E Ala È』に収録された「Tengoku Kara Kaminari」という曲の中で彼は、ハワイ出身の相撲力士、曙、武蔵丸、小錦のことを歌っています。大相撲は今やモンゴルの天下ですが、最初の外国人関取はハワイ出身の高見山。その高見山が小錦や曙を発掘して、90年代はハワイ出身力士ががんばっていました。当然ハワイでも人気者だったでしょう。

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3rd アルバム『E Ala È』(1995年発売)収録
作詞・作曲:Israel Kamakawiwo'ole/プロデュース:Israel Kamakawiwo'ole, Jon de Mello
レーベル:Big Boy Records


17. Simon & Garfunkel「The Boxer」

「ボクサー」というタイトルだし、名曲なので選んでみましたが、「ボクサー」について歌っているわけじゃなくて、“孤独で貧乏でも、夢を諦めずに戦い続けること”のイメージとして「ボクサー」を持ってきているだけで、歌詞の中に「boxer」という言葉は1回しか出てきません。
すごく綿密にレコーディングされたようで、100時間以上かかったそうです。1969年3月にシングルとして発売され、翌70年1月に発売された5枚目かつラスト・アルバム『Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)』に収録されました。

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シングル(1969年3月21日発売)
5th & final アルバム『Bridge over Troubled Water(明日に架ける橋)』(1970年1月26日発売)収録
作詞・作曲:Paul Simon/プロデュース:Roy Halee, Paul Simon, Art Garfunkel
レーベル:Columbia
全米7位、全英6位 アルバムは全米1位、全英1位


18. スガシカオ「サヨナラホームラン」

人生うまくいかない、暗ーい青年がテレビで野球のホームラン・シーンを観ながら、ほんとは僕だって誰かを笑顔にしてみたい、なんて呟いている歌です。2009年のWorld Baseball Classic(第2回)をテレビで観ていて思いついた曲だそうです。2009年のWBCというと、韓国との決勝戦で、3-3の同点で延長10回の表、それまで不振だったイチローがセンター前に勝ち越しの2点タイムリーを打って優勝した、あの大会です。サヨナラホームランはこの大会ではなかったようですね。

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第3弾、27th シングル(2010年4月28日発売)
9th アルバム『FUNKASTiC』(2010年5月12日発売)収録
作詞・作曲:スガシカオ
レーベル:オーガスタレコード
オリコン14位 アルバムはオリコン2位


19. 松任谷由実「ノーサイド」

ラグビーの試合終了の情景を歌ったユーミンの曲ですが、実はセルフカバーで、最初は“麗美”のデビュー・アルバム『REIMY』(1984年1月21日発売)のために提供したものです。松任谷正隆がプロデュースをしていたんです。で、ユーミン本人バージョンが同84年12月発売の16thアルバム『NO SIDE』に収録されました。アルバムも同じタイトルにしたくらいだから、よほどこの曲に思い入れがあったのでしょう。
2コーラス目の「同じゼッケン誰かがつけて また次のシーズンをかけてゆく」という歌詞がとても鋭いセンスだなと思います。

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16th アルバム『NO SIDE』(1984年12月1日発売)収録
作詞・作曲:松任谷由実/プロデュース:松任谷正隆
レーベル:東芝EMI
全英31位 アルバムはオリコン1位


「いい音爆音アワー」は毎月開催中。次回もお楽しみに!

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